暦データ
暦データの
計算方法と検証
Fortune Canvasの暦は、太陽と月の位置を天文計算で求めて作っています。このページでは、何をどう計算しているか、そして国立天文台や内閣府が公表している暦と照らし合わせた結果を、ずれも含めてそのまま載せています。
公開日: 2026年10月23日 / 検証日: 2026年10月23日
公開している暦データ
サイトの各ページで、次の暦の情報を表示しています。時刻と日付はすべて日本標準時(JST)です。
- 二十四節気・七十二候・雑節:節入りの日付と時刻、節分・彼岸・土用・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日など
- 旧暦と六曜:旧暦の月・日・閏月、大安・仏滅などの六曜
- 月の満ち欠け:新月(朔)・上弦・満月(望)・下弦の時刻、正午の月齢
- 日の干支と暦注:天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日・己巳の日・不成就日
- 九星:年と月の九星、本命星・月命星、年盤・月盤
- 国民の祝日・休日:振替休日と国民の休日を含む
おもに使っているページは、開運日カレンダーと日ごとの暦(2026〜2030年)、六曜カレンダー(2023年12月から)、誕生日占い・年齢早見表・九星気学(1925〜2035年)です。誕生日占いなどは、ページを開いたときに /data/koyomi-1925-2035.json(太陽が黄経5度進むごとの時刻と、旧暦の月の始まりの日)を読み込んで計算しています。
同じ計算結果は、暦データのダウンロードからCSV・JSONで入手できます(CC BY 4.0。出典を書けば商用でも使えます)。
このデータから数えた年ごとの日数(大安の土日祝、天赦日、一粒万倍日、連休など)は、2027年の暦 数字まとめにあります。
それぞれの計算方法
- 二十四節気・七十二候
- 太陽の見かけの位置(視黄経)が15度の倍数になる時刻を二十四節気、5度ごとを七十二候の区切りとしています。太陽の位置は天文計算ライブラリPyEphemで求め、目標の角度をまたぐ時刻を二分法で1秒より細かく詰めています(データファイルには1万分の1日、約8.6秒の単位で保存)。節気の日付は、その時刻を含む日本時間の日です。
- 雑節
- 土用の入りは太陽黄経が297・27・117・207度に、入梅は80度、半夏生は100度に達する日です。節分は立春の前日、彼岸の入りと明けは春分・秋分の3日前と3日後、八十八夜・二百十日・二百二十日は立春の日を1日目として数えた日です。
- 朔(新月)と月の満ち欠け
- 月と太陽の視黄経の差が0度・90度・180度・270度になる時刻を、朔・上弦・望・下弦としています(PyEphemで計算し、分に四捨五入)。正午の月齢は、日本時間12時の時点で直前の朔から何日たったかを小数1けたで示したものです。
- 旧暦
- 朔の時刻を含む日本時間の日を、旧暦の月の1日にしています。冬至を含む月を11月とし、冬至から次の冬至までに月が13回あるときは、中気(春分・穀雨など、黄経が30度の倍数になる節気)を含まない最初の月を閏月にしています。江戸時代の天保暦の考え方をもとにした、簡略な方法です。
- 六曜
- 旧暦の「月+日」を6で割った余りで決めています(0=大安、1=赤口、2=先勝、3=友引、4=先負、5=仏滅)。閏月はもとの月と同じ番号で数えます。
- 日の干支
- 日付をユリウス通日に直し、60日の周期で数えています。たとえば2000年1月1日は戊午(つちのえうま)です。
- 天赦日・一粒万倍日
- どちらも、二十四節気の「節」(立春・啓蟄・清明…小寒)で区切った節月を使います。天赦日は、立春〜立夏の前日が戊寅、立夏〜立秋の前日が甲午、立秋〜立冬の前日が戊申、立冬〜立春の前日が甲子の日です。一粒万倍日は、節月ごとに決まった日の十二支(立春からの月は丑・午、啓蟄からは酉・寅、清明からは子・卯、立夏からは卯・辰、芒種からは巳・午、小暑からは酉・午、立秋からは子・未、白露からは卯・申、寒露からは酉・午、立冬からは酉・戌、大雪からは亥・子、小寒からは卯・子)の日です。
- 寅の日・巳の日・己巳の日・不成就日
- 寅の日・巳の日は日の十二支、己巳の日は日の干支で決まります。不成就日は旧暦の月と日で数えています(旧暦1・7月は3・11・19・27日、2・8月は2・10・18・26日、3・9月は1・9・17・25日、4・10月は4・12・20・28日、5・11月は5・13・21・29日、6・12月は6・14・22・30日。閏月はもとの月と同じ)。
- 九星
- 年の九星は立春の時刻で切り替わり、西暦年を9で割った余りから決まります(2026年は一白水星)。月の九星は節入りの時刻で切り替わり、立春からの月が子・卯・午・酉年は八白、丑・辰・未・戌年は五黄、寅・巳・申・亥年は二黒で始まって、月ごとに1つずつ減ります。年盤・月盤は、中宮に入れた星から後天定位盤の順に星を並べています。
- 国民の祝日・休日
- 「国民の祝日に関する法律」にそって、日付の決まった祝日、成人の日・海の日・敬老の日・スポーツの日(第2・第3月曜日)、計算で求めた春分の日・秋分の日を置き、日曜日と重なった祝日の振替休日と、祝日にはさまれた国民の休日を加えています。
データの出どころ
- 太陽と月の位置:PyEphem(天文計算ライブラリ)で計算しています。ほかの暦サイトの表を写したものではありません。
- 六曜・暦注・九星の決まり:一般に流布している暦本の対応表にそっています。九星の年盤・月盤と吉方位は、公開されている複数の早見表と照らし合わせています。
- 祝日:「国民の祝日に関する法律」の決まりから計算しています。
- 検証に使った資料:国立天文台の暦要項(二十四節気および雑節、朔弦望)と、内閣府が公開している国民の祝日の一覧(CSV)です。暦要項は毎年2月に、翌年の分が官報で発表されます。
検証の結果
2026年10月23日に、国立天文台の暦要項(2010〜2027年。2027年分は公表済み)と内閣府の祝日一覧を取得し、サイトが実際に読み込んでいるデータと1件ずつ比べました。比べたのは、計算をやり直した値ではなく、ページに表示されるもとのデータです。
| 項目(照合先) | 一致 / 比べた数 |
|---|---|
| 二十四節気の日付暦要項 2010〜2027年日本時間でどの日に節気が来るか | 432 / 432100% |
| 二十四節気の時刻(分に四捨五入)暦要項 2010〜2027年時刻の差は−47〜+41秒、平均−2秒 | 376 / 43287% |
| 開運日カレンダーの節気の日付暦要項 2026・2027年一粒万倍日・天赦日の区切りに使う日付 | 48 / 48100% |
| 朔(新月)の日付=旧暦の月の1日暦要項 2010〜2027年余分な月の始まり 0件 | 223 / 223100% |
| 朔・上弦・望・下弦の日付暦要項 2026年・2027年日ごとの暦のページの月の満ち欠け | 99 / 99100% |
| 朔・上弦・望・下弦の時刻(分)暦要項 2026年・2027年ちがう8件はすべて当サイトが1分早い | 91 / 9991.9% |
| 雑節の日付暦要項 2026年・2027年節分・彼岸・土用・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日 | 22 / 22100% |
| 国民の祝日・休日内閣府の祝日CSV 2026年・2027年振替休日を含む | 35 / 35100% |
検証日: 2026年10月23日。参照データの取得日: 暦要項 2026年10月23日、祝日CSV 2026年10月23日。
読み方
- 日付はすべて一致しました。二十四節気(432件)、朔=旧暦の月の1日(223件)、雑節(22件)、祝日・休日(35日)で、日付のちがいはありませんでした。
- 二十四節気の時刻は、最大47秒ずれます。当サイトの計算時刻(秒まで)から暦要項の時刻(分単位)を引いた差は−47〜+41秒、平均−2秒でした。差が0を中心に散らばっていることから、暦要項の時刻は分に四捨五入した値と考えられます。暦要項の1分を「前後30秒の幅」とみると、はみ出しは最大17秒です。
- 分まで一致するのは、四捨五入で376件(87%)です。残りの56件は、本当の時刻が分の境目の近くにあり、当サイトと暦要項で1分ちがって見えるものです。
- 月の満ち欠けの時刻は、99件中91件が分まで一致し、ちがう8件はどれも当サイトが1分早く出ていました。
- 祝日は、内閣府の一覧にある2026年・2027年について、祝日名・振替休日まで一致しました。2028・2029・2030年は春分の日・秋分の日がまだ発表されていないため、比べていません。
二十四節気で、分に四捨五入しても1分ちがう56件
| 節気 | 暦要項 | 当サイト | 差(秒) |
|---|---|---|---|
| 2010年 清明 | 4月5日 6:30 | 6:31 | +32 |
| 2010年 芒種 | 6月6日 3:49 | 3:50 | +32 |
| 2010年 夏至 | 6月21日 20:28 | 20:29 | +36 |
| 2010年 小暑 | 7月7日 14:02 | 14:03 | +33 |
| 2010年 小雪 | 11月22日 19:15 | 19:14 | −33 |
| 2011年 小寒 | 1月6日 1:55 | 1:54 | −31 |
| 2011年 大寒 | 1月20日 19:19 | 19:18 | −40 |
| 2011年 芒種 | 6月6日 9:27 | 9:28 | +30 |
| 2011年 夏至 | 6月22日 2:16 | 2:17 | +39 |
| 2011年 立秋 | 8月8日 5:33 | 5:34 | +30 |
| 2012年 雨水 | 2月19日 15:18 | 15:17 | −35 |
| 2012年 冬至 | 12月21日 20:12 | 20:11 | −32 |
| 2013年 小寒 | 1月5日 13:34 | 13:33 | −33 |
| 2013年 雨水 | 2月18日 21:02 | 21:01 | −34 |
| 2013年 立秋 | 8月7日 17:20 | 17:21 | +33 |
| 2013年 大雪 | 12月7日 8:09 | 8:08 | −33 |
| 2014年 立夏 | 5月5日 22:59 | 23:00 | +31 |
| 2014年 立秋 | 8月7日 23:02 | 23:03 | +41 |
| 2014年 白露 | 9月8日 2:01 | 2:02 | +32 |
| 2014年 寒露 | 10月8日 17:48 | 17:47 | −32 |
| 2015年 小寒 | 1月6日 1:21 | 1:20 | −39 |
| 2015年 大暑 | 7月23日 12:30 | 12:31 | +32 |
| 2015年 立秋 | 8月8日 5:01 | 5:02 | +32 |
| 2016年 啓蟄 | 3月5日 12:44 | 12:43 | −31 |
| 2016年 清明 | 4月4日 17:28 | 17:27 | −33 |
| 2016年 穀雨 | 4月20日 0:29 | 0:30 | +31 |
| 2016年 小満 | 5月20日 23:36 | 23:37 | +32 |
| 2016年 小暑 | 7月7日 1:03 | 1:04 | +30 |
| 2016年 霜降 | 10月23日 8:46 | 8:45 | −33 |
| 2017年 大寒 | 1月20日 6:24 | 6:23 | −32 |
| 2017年 大暑 | 7月23日 0:15 | 0:16 | +33 |
| 2017年 小雪 | 11月22日 12:05 | 12:04 | −32 |
| 2017年 大雪 | 12月7日 7:33 | 7:32 | −33 |
| 2018年 小雪 | 11月22日 18:02 | 18:01 | −42 |
| 2019年 大寒 | 1月20日 18:00 | 17:59 | −35 |
| 2019年 芒種 | 6月6日 8:06 | 8:07 | +35 |
| 2020年 芒種 | 6月5日 13:58 | 13:59 | +31 |
| 2020年 小暑 | 7月7日 0:14 | 0:15 | +33 |
| 2021年 小暑 | 7月7日 6:05 | 6:06 | +37 |
| 2021年 大暑 | 7月22日 23:26 | 23:27 | +36 |
| 2023年 大寒 | 1月20日 17:30 | 17:29 | −40 |
| 2023年 立春 | 2月4日 11:43 | 11:42 | −34 |
| 2023年 大暑 | 7月23日 10:50 | 10:51 | +36 |
| 2023年 寒露 | 10月8日 22:16 | 22:15 | −33 |
| 2023年 立冬 | 11月8日 1:36 | 1:35 | −32 |
| 2024年 小満 | 5月20日 22:00 | 21:59 | −32 |
| 2024年 冬至 | 12月21日 18:21 | 18:20 | −42 |
| 2025年 小寒 | 1月5日 11:33 | 11:32 | −30 |
| 2025年 雨水 | 2月18日 19:07 | 19:06 | −37 |
| 2025年 大暑 | 7月22日 22:29 | 22:30 | +34 |
| 2025年 小雪 | 11月22日 10:36 | 10:35 | −40 |
| 2025年 大雪 | 12月7日 6:05 | 6:04 | −41 |
| 2026年 大雪 | 12月7日 11:53 | 11:52 | −47 |
| 2027年 啓蟄 | 3月6日 4:40 | 4:39 | −38 |
| 2027年 立冬 | 11月8日 0:39 | 0:38 | −42 |
| 2027年 大雪 | 12月7日 17:38 | 17:37 | −36 |
「当サイト」は計算した時刻を分に四捨五入した値、「差」は丸める前の時刻と暦要項の時刻の差です。
月の満ち欠けで、時刻が1分ちがう8件
- 下弦:暦要項 2026年3月11日 18:39、当サイト 18:38
- 下弦:暦要項 2026年6月8日 19:01、当サイト 19:00
- 望(満月):暦要項 2026年8月28日 13:19、当サイト 13:18
- 望(満月):暦要項 2026年11月24日 23:54、当サイト 23:53
- 上弦:暦要項 2027年1月16日 5:35、当サイト 5:34
- 下弦:暦要項 2027年2月28日 14:17、当サイト 14:16
- 望(満月):暦要項 2027年9月16日 8:04、当サイト 8:03
- 朔(新月):暦要項 2027年10月29日 22:37、当サイト 22:36
わかっている制約
- 節入り時刻は、分未満を四捨五入して表示しています。日ごとの暦のページ・誕生日占い・年齢早見表・九星気学のすべてで同じ扱いです(2026年10月23日までは、日ごとの暦のページだけ分未満を切り捨てていました)。日付が変わらないよう、23時59分30秒以降は23時59分と表示します。
- 時刻は分単位です。計算と暦要項の差は最大で47秒あり、分の境目に近い時刻は1分ずれることがあります。生まれた時刻で九星や干支が変わるかどうかを見るときは、節入りの前後1分はどちらの可能性もあると考えてください。
- 暦注の決まりは、暦本によってちがいます。たとえば不成就日を節月で数える暦もあり、その場合は当サイトと日付が変わります。一粒万倍日・天赦日も、流派によって扱いが異なることがあります。九星気学では、小児殺・定位対冲は扱っていません。
- 旧暦は、国が発表している暦ではありません。1873年の改暦のあと、旧暦の公式な発表はなく、国立天文台の暦要項にも旧暦の月日は載っていません。そのため旧暦の月の番号と閏月は、外部の資料で検証できていません(検証したのは月の始まりの日=朔の日付です)。また、2033〜2034年は「旧暦2033年問題」と呼ばれ、閏月の置き方に複数の考え方があります。当サイトの計算では、2033年12月22日からを閏11月としています。
- 2028年以降の祝日は、計算による見込みです。春分の日・秋分の日は前の年の2月に官報で決まります。法律の改正や特例(祝日の移動など)があった場合は、それまでの表示とちがうことがあります。
- 検証した範囲は2010〜2027年です。計算は1925〜2035年について行っていますが、それ以外の年は今回の照合に含めていません。
まちがいを見つけたら
日付や時刻のずれ、暦注のまちがいに気づいたときは、お問い合わせか 4tunecanvas@gmail.com までお知らせください。ページのURLと日付、照らし合わせた暦(暦本の名前や国立天文台のページなど)を書いていただけると、早く確かめられます。
確かめてまちがいであれば、データを直し、このページの検証もやり直して数字を更新します。サイト全体の訂正の方針は編集方針をご覧ください。
参考資料
- 国立天文台「暦要項」 毎年2月に官報で公表される翌年の暦(国民の祝日・二十四節気・朔弦望など)。春分・秋分の日付の照合に使っています。
- 国立天文台「暦計算室」 二十四節気・朔(新月)・月齢などの暦データを公開しているページ。
- 国立天文台 暦計算室「暦Wiki」 暦の用語や旧暦のしくみについての解説。
- 国立天文台「何年後かの春分の日・秋分の日はわかるの?」 春分の日・秋分の日がどのように決まるかの説明。
- 内閣府「国民の祝日について」 国民の祝日・休日の一覧(CSV)を公開しているページ。祝日と振替休日の照合に使っています。
- Brandon Rhodes「PyEphem」 太陽・月の位置を計算する天文計算ライブラリ。節気と新月の時刻の算出に使っています。
- 国立国会図書館「日本の暦」 暦の歴史や暦注(六曜・吉日など)の由来についての解説。