13バクトゥン周期とは
読み: じゅうさんばくとぅん
意味
13バクトゥンは、マヤ文明の長期暦(ロング・カウント)で、起点の日から13バクトゥン(1,872,000日、約5125年)が経過する大きな区切りのことです。前回の区切りは2012年12月21日にあたると計算されています。
13バクトゥンは「じゅうさんばくとぅん」と読みます。長期暦では日付を「13.0.0.0.0」のように5つの数字で表し、左から順にバクトゥン・カトゥン・トゥン・ウィナル・キンの数を示します。
2012年12月21日が13.0.0.0.0にあたることから、2000年代には「マヤの予言では2012年に世界が終わる」という話が世界的に広まりましたが、これはマヤ本来の考え方とは異なるとされます。
語源
マヤの長期暦で、14万4000日を表す単位「バクトゥン」に由来します(バクトゥンは研究者による呼び名です)
長期暦の単位
13バクトゥンは144,000日×13=1,872,000日で、太陽年に直すと約5125年になります。
- キン:1日
- ウィナル:20キン(20日)
- トゥン:18ウィナル(360日)
- カトゥン:20トゥン(7,200日、約19.7年)
- バクトゥン:20カトゥン(144,000日、約394年)
起点と2012年の区切り
長期暦の起点は、現在よく使われる換算(GMT相関)で紀元前3114年8月11日とされ、碑文では「13.0.0.0.0 4アハウ 8クムク」と記されます。そこから再び13バクトゥンが満ちたのが2012年12月21日です。換算方法の違いにより、1〜2日ずれた日付が示されることもあります。
2012年の日付に触れた古典期の碑文は、メキシコのトルトゥゲーロ遺跡の石碑などごくわずかとされ、そこにも世界の終わりを告げる内容は読み取られていません。
その後の周期
2012年以降は14バクトゥン目に入ったと考えるのが一般的で、次のバクトゥンの区切り(14.0.0.0.0)は2407年3月ごろにあたります。パレンケの碑文には、西暦4772年にあたる遠い未来の日付が記されているとされ、マヤの暦が13バクトゥンで終わるものではなかったことがうかがえます。
よくある誤解
「13バクトゥンの区切り=人類の終末」という説は、20世紀後半の欧米で広まった解釈で、2012年にも天文学的な異変は起こりませんでした。また、日本の「マヤ暦占い」の多くは現代に考案された体系で、長期暦そのものを使って占うものではありません。
よくある質問
- Q. 13バクトゥンは何年ですか?
- A. 1,872,000日で、太陽年に直すと約5125年です。
- Q. 2012年に世界が終わるという予言は本当にあったのですか?
- A. 古代マヤの碑文から世界の終末を予言した記述は確認されていません。2012年12月21日は長期暦の大きな区切りにあたる日で、終末説は後世の解釈とされます。
- Q. 次の区切りはいつですか?
- A. バクトゥン単位では、14.0.0.0.0が2407年3月ごろにあたります。13バクトゥン単位の区切りを次の周期とみなす場合は、約5125年後になります。