天赦日とは
読み: てんしゃにち
意味
百神が万物の罪を赦す最上の吉日。年に5-6回のみ。
天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)は、「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされ、暦の上で最上の吉日といわれる日です。年に5〜6回ほどしかめぐってこないため、特別な日として大切にされています。
何かを始めるのに良い日とされ、入籍や開業、財布の新調など、人生の節目の日取りとして選ばれることが多い吉日です。
語源
中国選日書→日本
由来と歴史
天赦日は中国の暦の考え方に由来するとされ、日本では暦注下段に記される吉日のひとつとして伝わってきました。天の神さまがすべての罪を赦す日、あるいは多くの神さまが天に昇る日と説明されることがあります。
明治時代の改暦で公式の暦から多くの暦注が外されたあとも、民間の暦では吉日として受け継がれてきました。近年は一粒万倍日と並んで、開運日として広く知られています。
天赦日の決まり方
天赦日は、季節ごとに決まった日の干支(十干と十二支の組み合わせ)で決まります。季節の区切りは二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬です。当サイトのカレンダーもこのルールで計算しています。
干支は60日で一巡するため、ひとつの季節に1〜2回、年に5〜6回ほどになります。当サイトのデータでは、2026年・2027年ともに6回です。なお、季節の境目付近の日については、暦によって扱いが異なる場合があります。
- 春(立春〜立夏の前日):戊寅(つちのえとら)の日
- 夏(立夏〜立秋の前日):甲午(きのえうま)の日
- 秋(立秋〜立冬の前日):戊申(つちのえさる)の日
- 冬(立冬〜立春の前日):甲子(きのえね)の日
やるといいとされること
天赦日は「何をするにも良い日」とされ、特に新しく始めることに向いているといわれます。障りが少ない日とされるため、迷っていたことに一歩踏み出すきっかけにする人も多いようです。
- 入籍・結婚式、プロポーズ
- 開業・開店、新しい仕事や勉強を始める
- 財布の新調や使い始め
- 引っ越し、家の購入の契約
- 神社へのお参り、新しい目標を立てる
一粒万倍日など他の暦注との組み合わせ
天赦日と一粒万倍日が重なる日は、特に縁起の良い「最強開運日」と呼ばれることがあります。さらに寅の日や大安が重なる年もあり、そうした日は多くの人に注目されます。
天赦日が仏滅や不成就日と重なることもあります。天赦日は他の凶日の影響をやわらげるとする考え方もあり、気になる場合は自分が納得できる解釈を選ぶとよいでしょう。
よくある誤解
天赦日は「何をしても必ずうまくいく日」ではなく、前向きな行動を後押ししてくれる縁起の良い日と考えるのが自然です。天赦日を逃したからといって悪いことが起きるわけでもありません。予定が合わない場合は、一粒万倍日や大安など、ほかの吉日を選ぶのもひとつの方法です。
年に数回しかない日なので、大きな予定は早めに日付を確認しておくと安心です。結婚式場などは吉日に予約が集中することもあるため、候補日をいくつか用意しておくと選びやすくなります。
天赦日の日付一覧(2026年と2027年)
立春・立夏・立秋・立冬で区切った季節と、日の干支から計算しています。
2026年(6日)
- 3月5日(木) 大安・一粒万倍日・寅の日
- 5月4日(月) 友引・寅の日
- 5月20日(水) 先勝・不成就日
- 7月19日(日) 大安・一粒万倍日・不成就日
- 10月1日(木) 仏滅・一粒万倍日
- 12月16日(水) 赤口・一粒万倍日
2027年(6日)
- 2月28日(日) 仏滅・寅の日
- 4月29日(木) 先勝・寅の日
- 5月15日(土) 先勝
- 7月14日(水) 仏滅・一粒万倍日
- 9月26日(日) 先負・一粒万倍日・不成就日
- 12月11日(土) 赤口・一粒万倍日
日付はFortune Canvasが天文計算で求めた暦データにもとづきます。暦の種類によっては1日ずれる場合があります。月ごとの一覧は 2026年の開運日カレンダー2027年の開運日カレンダー 六曜カレンダー でも確認できます。
参考資料
よくある質問
- Q. 天赦日は年に何回ありますか?
- A. 年に5〜6回ほどです。当サイトのデータでは、2026年・2027年ともに6回あります。
- Q. 天赦日にやってはいけないことはありますか?
- A. 天赦日は凶となることが少ない吉日とされ、特に避けるべきことは挙げられていません。ただし、人を傷つけるようなことは、どの日でも控えたいものです。
- Q. 天赦日と一粒万倍日が重なる日はいつですか?
- A. 年によって異なり、年に1〜4回ほどです。下の日付一覧で、一粒万倍日と重なる日を確認できます。