山地剥さんちはく
陰の力が陽を剥がしていく衰退期。動かず耐えるべき時。
陰の力が陽を剥がしていく衰退期。動かず耐えるべき時。衰退期は動かず耐える。次の芽が出るまで待つ。
卦辞(かじ)の原文と意味
剝、不利有攸往。
剥は、往く攸有るに利しからず。
陰の力が下から積み上がり、最後の陽が剥ぎ取られようとする時です。積極的に進むことは不利です。無理をせず、身を守って状況の変化を待ちましょう。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
山附於地、剝。上以厚下安宅。
山、地に附くは剥なり。上以て下を厚くし宅を安んず。
山が崩れて地に近づく姿です。崩れを防ぐには土台を厚くすることだと説き、上に立つ者は下の人々を手厚く扱い、足元を固めるよう教えています。
キーワード
山地剥の意味と解釈
物事が徐々に崩れていく衰退期。強引に動かず、静かに耐えて時が変わるのを待つ知恵が必要です。
卦の成り立ち — 上卦艮と下卦坤
山地剥は、上卦(外卦)が艮=山、下卦(内卦)が坤=地の組み合わせです。 外側(状況・相手)には艮の「止」=どっしりと止まる性質が、内側(自分・内情)には坤の「順」=受け入れ、従う性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
関係の衰退・冷却期間・今動かないほうが賢明。
組織の衰退・プロジェクトの縮小・支出を絞る時期。
損失が出やすく、蓄えが減りがちな時です。新しい投資は見送り、出費を最小限に抑えましょう。
体力が落ちやすい時です。無理を避け、休養を最優先にしてください。不調は早めに受診しましょう。
今は叶いにくい時期です。現状を守ることに集中し、次の好機を待ちましょう。
不利な条件を押し付けられやすい時です。重要な決定は先送りし、足場を固めましょう。
来にくいでしょう。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
衰退期は動かず耐える。次の芽が出るまで待つ。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。山地剥は陽爻1本・陰爻5本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は2本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は三爻と上爻の1組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(山地剥)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。山地剥の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
山地剥(第23卦)の意味は?
物事が徐々に崩れていく衰退期。強引に動かず、静かに耐えて時が変わるのを待つ知恵が必要です。
山地剥の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「剝、不利有攸往。」で、「剥は、往く攸有るに利しからず。」と読み下します。陰の力が下から積み上がり、最後の陽が剥ぎ取られようとする時です。積極的に進むことは不利です。無理をせず、身を守って状況の変化を待ちましょう。
山地剥の恋愛面での意味は?
関係の衰退・冷却期間・今動かないほうが賢明。
山地剥の金運・仕事運は?
仕事: 組織の衰退・プロジェクトの縮小・支出を絞る時期。 金運: 損失が出やすく、蓄えが減りがちな時です。新しい投資は見送り、出費を最小限に抑えましょう。
山地剥のアドバイスは?
衰退期は動かず耐える。次の芽が出るまで待つ。