風地観ふうちかん
高いところから全体を観る時。深い洞察と自省の時期。
高いところから全体を観る時。深い洞察と自省の時期。動く前によく観る。全体を掴むと道が見える。
卦辞(かじ)の原文と意味
観、盥而不薦。有孚顒若。
観は、盥(てあら)いて薦めず。孚有りて顒若(ぎょうじゃく)たり。
祭祀で手を清め、供え物を捧げる前の厳粛な瞬間のように、心を澄ませて物事をよく観る時です。誠実で慎み深い姿は、自然と人々に仰ぎ見られます。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
風行地上、観。先王以省方観民設教。
風、地上を行くは観なり。先王以て方を省み民を観て教えを設く。
風が地上をくまなく吹き渡るように、各地を巡って人々の暮らしをよく観察し、それに合った教えを設けたと述べています。
キーワード
風地観の意味と解釈
行動より観察と省察の時期。全体像を掴み、深い理解を得ることで、次の行動の質が変わります。
卦の成り立ち — 上卦巽と下卦坤
風地観は、上卦(外卦)が巽=風、下卦(内卦)が坤=地の組み合わせです。 外側(状況・相手)には巽の「入」=柔らかく従い、隙間に入り込む性質が、内側(自分・内情)には坤の「順」=受け入れ、従う性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
関係を客観的に見つめ直す時期・相手の本質を理解する時。
戦略の見直し・市場調査・組織全体の把握。
動くより観察する時です。お金の流れをよく見直し、行動はその後にしましょう。
心身の状態を落ち着いて観察する時です。体の小さなサインを見逃さないようにしましょう。
すぐには動かず、全体をよく見渡してから行動すれば、叶う道筋が見えてきます。
相手の本音や状況をよく観察することが大切です。自分の姿勢も見られていると意識しましょう。
すぐには来ません。様子を見ながら待ちましょう。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
動く前によく観る。全体を掴むと道が見える。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。風地観は陽爻2本・陰爻4本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は3本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は二爻と五爻・三爻と上爻の2組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(風地観)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。風地観の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
風地観(第20卦)の意味は?
行動より観察と省察の時期。全体像を掴み、深い理解を得ることで、次の行動の質が変わります。
風地観の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「観、盥而不薦。有孚顒若。」で、「観は、盥(てあら)いて薦めず。孚有りて顒若(ぎょうじゃく)たり。」と読み下します。祭祀で手を清め、供え物を捧げる前の厳粛な瞬間のように、心を澄ませて物事をよく観る時です。誠実で慎み深い姿は、自然と人々に仰ぎ見られます。
風地観の恋愛面での意味は?
関係を客観的に見つめ直す時期・相手の本質を理解する時。
風地観の金運・仕事運は?
仕事: 戦略の見直し・市場調査・組織全体の把握。 金運: 動くより観察する時です。お金の流れをよく見直し、行動はその後にしましょう。
風地観のアドバイスは?
動く前によく観る。全体を掴むと道が見える。