天地否てんちひ
天と地が交わらない閉塞の時。物事が通じない停滞期。
天と地が交わらない閉塞の時。物事が通じない停滞期。停滞は永遠ではない。静かに次の時代を準備する。
卦辞(かじ)の原文と意味
否之匪人。不利君子貞。大往小来。
之を否(ふさ)ぐは人に匪ず。君子の貞に利しからず。大往き小来る。
天と地が背き合い、交流が閉ざされる時です。正しい人の努力も報われにくく、大きなものが去り小さなものが来ます。無理に動かず、身を守ることが大切です。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
天地不交、否。君子以倹徳辟難、不可栄以禄。
天地交わらざるは否なり。君子以て徳を倹にし難を辟(さ)く。栄するに禄を以てすべからず。
通じ合わない時代には、才能をひけらかさず控えめにして災いを避け、地位や報酬で目立とうとするな、という教えです。
キーワード
天地否の意味と解釈
コミュニケーションが取れず、物事が進まない時期。強引に動かず、静かに時が変わるのを待つ知恵を。
卦の成り立ち — 上卦乾と下卦坤
天地否は、上卦(外卦)が乾=天、下卦(内卦)が坤=地の組み合わせです。 外側(状況・相手)には乾の「健」=休まず力強く進む性質が、内側(自分・内情)には坤の「順」=受け入れ、従う性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
気持ちがすれ違う時期。今動くより、時を待つ方が良い。
プロジェクトの停滞・組織の膠着。静観して次の機会を待つ。
収入が滞りやすく、投資も裏目に出やすい時です。新しい出費は控え、守りを固めましょう。
気分が沈みやすく、体の巡りも滞りがちです。無理をせず、よく眠って回復を待ちましょう。
今は叶いにくい時です。時期を改めるか、目標を見直す準備期間と考えましょう。
意思疎通が難しく、話が平行線になりやすい時です。深追いせず、時期を改めるのが賢明です。
来にくい状況です。期待しすぎず、別の手立ても考えておきましょう。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
停滞は永遠ではない。静かに次の時代を準備する。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。天地否は陽爻3本・陰爻3本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は2本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は初爻と四爻・二爻と五爻・三爻と上爻の3組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(天地否)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。天地否の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
天地否(第12卦)の意味は?
コミュニケーションが取れず、物事が進まない時期。強引に動かず、静かに時が変わるのを待つ知恵を。
天地否の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「否之匪人。不利君子貞。大往小来。」で、「之を否(ふさ)ぐは人に匪ず。君子の貞に利しからず。大往き小来る。」と読み下します。天と地が背き合い、交流が閉ざされる時です。正しい人の努力も報われにくく、大きなものが去り小さなものが来ます。無理に動かず、身を守ることが大切です。
天地否の恋愛面での意味は?
気持ちがすれ違う時期。今動くより、時を待つ方が良い。
天地否の金運・仕事運は?
仕事: プロジェクトの停滞・組織の膠着。静観して次の機会を待つ。 金運: 収入が滞りやすく、投資も裏目に出やすい時です。新しい出費は控え、守りを固めましょう。
天地否のアドバイスは?
停滞は永遠ではない。静かに次の時代を準備する。