天水訟てんすいしょう
対立と争いの時。強引に押し通さず、中立の助けを求めるべき。
対立と争いの時。強引に押し通さず、中立の助けを求めるべき。戦うことより、和解の道を探す。争いは大きな損失を生む。
卦辞(かじ)の原文と意味
訟、有孚窒惕。中吉、終凶。利見大人、不利渉大川。
訟は、孚有りて窒(ふさ)がる。惕(おそ)れて中すれば吉、終うれば凶。大人を見るに利し。大川を渉るに利しからず。
誠意が通じず、争いが起きやすい時です。慎重に途中で折り合えば吉ですが、最後まで争い抜くと凶。公正な第三者に判断を仰ぎ、大きな冒険は避けるべきです。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
天与水違行、訟。君子以作事謀始。
天と水と違い行くは訟なり。君子以て事を作すに始めを謀る。
天は上へ、水は下へと逆に進むことから争いを表します。争いを防ぐには、物事の始めにしっかり取り決めをしておくことが大切だと説きます。
キーワード
天水訟の意味と解釈
誰かとの対立や争いが表面化する時期。自分の主張だけを押し通すと悪化します。第三者の助けや冷静な話し合いが必要です。
卦の成り立ち — 上卦乾と下卦坎
天水訟は、上卦(外卦)が乾=天、下卦(内卦)が坎=水の組み合わせです。 外側(状況・相手)には乾の「健」=休まず力強く進む性質が、内側(自分・内情)には坎の「陥」=険しさの中に落ち込む性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
関係の対立が表面化。話し合いには冷静な第三者の助けが有効。
契約トラブル・訴訟の可能性。専門家に相談を。
金銭トラブルや契約上の行き違いに注意が必要です。貸し借りは避け、取り決めは書面に残しましょう。
ストレスや緊張から体調を崩しやすい時です。言い争いで消耗しないよう、心を休める時間を持ちましょう。
強引に押し通すと揉めて叶いにくくなります。目標を少し下げ、妥協点を探るのが現実的です。
意見の衝突が起きやすい時です。勝ち負けにこだわらず、早めに歩み寄るか第三者を交えて話しましょう。
行き違いがあって来にくい状況です。連絡の内容や約束を確認し直しましょう。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
戦うことより、和解の道を探す。争いは大きな損失を生む。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。天水訟は陽爻4本・陰爻2本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は1本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は初爻と四爻・三爻と上爻の2組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(天水訟)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。天水訟の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
天水訟(第6卦)の意味は?
誰かとの対立や争いが表面化する時期。自分の主張だけを押し通すと悪化します。第三者の助けや冷静な話し合いが必要です。
天水訟の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「訟、有孚窒惕。中吉、終凶。利見大人、不利渉大川。」で、「訟は、孚有りて窒(ふさ)がる。惕(おそ)れて中すれば吉、終うれば凶。大人を見るに利し。大川を渉るに利しからず。」と読み下します。誠意が通じず、争いが起きやすい時です。慎重に途中で折り合えば吉ですが、最後まで争い抜くと凶。公正な第三者に判断を仰ぎ、大きな冒険は避けるべきです。
天水訟の恋愛面での意味は?
関係の対立が表面化。話し合いには冷静な第三者の助けが有効。
天水訟の金運・仕事運は?
仕事: 契約トラブル・訴訟の可能性。専門家に相談を。 金運: 金銭トラブルや契約上の行き違いに注意が必要です。貸し借りは避け、取り決めは書面に残しましょう。
天水訟のアドバイスは?
戦うことより、和解の道を探す。争いは大きな損失を生む。