地火明夷ちかめいい
太陽が地の下に沈む苦難の時。内に光を隠して耐える。
太陽が地の下に沈む苦難の時。内に光を隠して耐える。光を内側に隠して守る。時が来るまで耐える強さを。
卦辞(かじ)の原文と意味
明夷、利艱貞。
明夷は、艱(なや)みて貞なるに利し。
太陽が地中に沈み、明るさが傷つけられる暗い時です。困難の中でも正しさを守り続けることが大切です。才能を表に出しすぎず、内に秘めて時を待ちましょう。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
明入地中、明夷。君子以莅衆、用晦而明。
明、地中に入るは明夷なり。君子以て衆に莅(のぞ)み、晦を用いて明らかなり。
明るさが地中に隠れる姿です。人々に臨む時は、あえて聡明さを包み隠すことで、かえって物事がよく見えるのだと説いています。
キーワード
地火明夷の意味と解釈
才能や光を発揮できない苦難の時期。しかし内側に光を保ち続けることで、時が来れば必ず輝けます。
卦の成り立ち — 上卦坤と下卦離
地火明夷は、上卦(外卦)が坤=地、下卦(内卦)が離=火の組み合わせです。 外側(状況・相手)には坤の「順」=受け入れ、従う性質が、内側(自分・内情)には離の「麗」=何かに付いて明るく輝く性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
関係の暗い時期・我慢が必要・しかし愛は内側で守り続ける。
才能を発揮できない状況・忍耐の時・機会を待つ。
思わぬ損失に注意が必要な時です。目立つ買い物や人に知られる投資は控えめにしましょう。
気分が落ち込みやすく、目の疲れも出やすい時です。休息をとり、心配な時は早めに相談しましょう。
今は叶いにくい時期です。実力を内に蓄え、表立った動きは控えましょう。
正しさが理解されにくい時です。真っ向から対立せず、控えめに対応して時を待ちましょう。
来にくいでしょう。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
光を内側に隠して守る。時が来るまで耐える強さを。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。地火明夷は陽爻2本・陰爻4本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は5本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は初爻と四爻・三爻と上爻の2組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(地火明夷)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。地火明夷の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
地火明夷(第36卦)の意味は?
才能や光を発揮できない苦難の時期。しかし内側に光を保ち続けることで、時が来れば必ず輝けます。
地火明夷の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「明夷、利艱貞。」で、「明夷は、艱(なや)みて貞なるに利し。」と読み下します。太陽が地中に沈み、明るさが傷つけられる暗い時です。困難の中でも正しさを守り続けることが大切です。才能を表に出しすぎず、内に秘めて時を待ちましょう。
地火明夷の恋愛面での意味は?
関係の暗い時期・我慢が必要・しかし愛は内側で守り続ける。
地火明夷の金運・仕事運は?
仕事: 才能を発揮できない状況・忍耐の時・機会を待つ。 金運: 思わぬ損失に注意が必要な時です。目立つ買い物や人に知られる投資は控えめにしましょう。
地火明夷のアドバイスは?
光を内側に隠して守る。時が来るまで耐える強さを。