天沢履てんたくり
虎の尾を踏むほど危険な状況だが、礼を尽くせば無事を得る。
虎の尾を踏むほど危険な状況だが、礼を尽くせば無事を得る。礼を失わず、慎重に。危険は敬意で回避できる。
卦辞(かじ)の原文と意味
履虎尾、不咥人、亨。
虎の尾を履むも、人を咥(くら)わず。亨る。
虎の尾を踏むような危うい場面でも、礼儀を守り慎重に振る舞えば、噛みつかれることなく通り抜けられます。強い相手と向き合う時の心得を示す卦です。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
上天下沢、履。君子以弁上下、定民志。
上は天、下は沢なるは履なり。君子以て上下を弁じ、民の志を定む。
天が上に、沢が下にある自然な秩序から、立場や役割をわきまえることで人の心が安定する、と説いています。
キーワード
天沢履の意味と解釈
危険な状況の中でも、礼儀と慎重さがあれば無事に進めます。強引な行動は禁物。丁寧に、慎重に。
卦の成り立ち — 上卦乾と下卦兌
天沢履は、上卦(外卦)が乾=天、下卦(内卦)が兌=沢の組み合わせです。 外側(状況・相手)には乾の「健」=休まず力強く進む性質が、内側(自分・内情)には兌の「説(悦)」=よろこび、和やかに語らう性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
デリケートな時期。相手を尊重する姿勢が関係を守る。
緊張する場面や交渉。礼儀と慎重さが道を開く。
リスクの高い取引には慎重さが必要です。目上の人や専門家の意見を踏まえて判断しましょう。
ケガやうっかりミスに注意が必要な時です。足元に気をつけ、危ない作業は急がず行いましょう。
目上の人の理解が得られれば叶います。礼を尽くし、段取りを守って進めましょう。
立場が上の相手との交渉です。言葉遣いや手順に気を配れば、難しい話もまとまります。
来ますが、こちらの対応次第です。失礼のないように迎えましょう。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
礼を失わず、慎重に。危険は敬意で回避できる。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。天沢履は陽爻5本・陰爻1本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は2本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は三爻と上爻の1組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(天沢履)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。天沢履の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
天沢履(第10卦)の意味は?
危険な状況の中でも、礼儀と慎重さがあれば無事に進めます。強引な行動は禁物。丁寧に、慎重に。
天沢履の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「履虎尾、不咥人、亨。」で、「虎の尾を履むも、人を咥(くら)わず。亨る。」と読み下します。虎の尾を踏むような危うい場面でも、礼儀を守り慎重に振る舞えば、噛みつかれることなく通り抜けられます。強い相手と向き合う時の心得を示す卦です。
天沢履の恋愛面での意味は?
デリケートな時期。相手を尊重する姿勢が関係を守る。
天沢履の金運・仕事運は?
仕事: 緊張する場面や交渉。礼儀と慎重さが道を開く。 金運: リスクの高い取引には慎重さが必要です。目上の人や専門家の意見を踏まえて判断しましょう。
天沢履のアドバイスは?
礼を失わず、慎重に。危険は敬意で回避できる。