兌為沢だいたく
沢が二重の卦。会話と喜びが広がる時。
沢が二重の卦。会話と喜びが広がる時。喜びは分かち合う。誠実な会話が深い喜びを生む。
卦辞(かじ)の原文と意味
兌、亨、利貞。
兌は亨る。貞に利し。
兌は「よろこぶ」こと。沢が二つ並び、喜びと和やかな語らいに満ちた時です。物事は通じますが、喜びは正しさに基づいてこそ長続きします。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
麗沢、兌。君子以朋友講習。
麗(つら)なれる沢は兌なり。君子以て朋友講習す。
二つの沢が連なり、互いを潤し合う姿です。友人と語り合い、共に学び合うことの喜びを説いています。
キーワード
兌為沢の意味と解釈
コミュニケーションと喜びの時期。人との交流・会話・教え・学びが実を結ぶ時。ただし口先だけの喜びは短い。
卦の成り立ち — 上卦兌と下卦兌
兌為沢は、上卦(外卦)が兌=沢、下卦(内卦)が兌=沢の組み合わせです。 同じ八卦が上下に重なる「八純卦」の一つで、兌の「説(悦)」、つまりよろこび、和やかに語らう性質がとりわけ純粋に表れます。
運勢別の読み方
楽しい会話・喜びの共有・深いコミュニケーション。
セミナー・教育・プレゼンテーション・営業の好調。
楽しみへの出費が増える時です。人付き合いの中から、良い情報や収入の機会も得られます。
口や喉のケアを意識したい時です。楽しい会食が続いても、飲み過ぎには注意しましょう。
周囲の人と喜びを分かち合う形の願いは叶いやすい時です。
和やかな会話から話がまとまります。ただし、口先だけの約束には注意しましょう。
来ます。楽しい知らせになりそうです。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
喜びは分かち合う。誠実な会話が深い喜びを生む。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。兌為沢は陽爻4本・陰爻2本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は3本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻はいずれも陰陽が同じで、「応」の関係にある組はありません(無応)。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(兌為沢)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。兌為沢の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
兌為沢(第58卦)の意味は?
コミュニケーションと喜びの時期。人との交流・会話・教え・学びが実を結ぶ時。ただし口先だけの喜びは短い。
兌為沢の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「兌、亨、利貞。」で、「兌は亨る。貞に利し。」と読み下します。兌は「よろこぶ」こと。沢が二つ並び、喜びと和やかな語らいに満ちた時です。物事は通じますが、喜びは正しさに基づいてこそ長続きします。
兌為沢の恋愛面での意味は?
楽しい会話・喜びの共有・深いコミュニケーション。
兌為沢の金運・仕事運は?
仕事: セミナー・教育・プレゼンテーション・営業の好調。 金運: 楽しみへの出費が増える時です。人付き合いの中から、良い情報や収入の機会も得られます。
兌為沢のアドバイスは?
喜びは分かち合う。誠実な会話が深い喜びを生む。