火沢睽かたくけい
火は上へ、沢は下へと向かう対立の時。違いを認めて小さな一致を求める。
火は上へ、沢は下へと向かう対立の時。違いを認めて小さな一致を求める。違いを否定せず認める。小さな一致から始める。
卦辞(かじ)の原文と意味
睽、小事吉。
睽は、小事には吉。
睽は「そむく」こと。火は上へ、沢は下へと向かい、互いの思いが食い違う時です。大きな事を成すのは難しいものの、小さな事であれば吉とされます。
大象(だいしょう)— 象伝の言葉
上火下沢、睽。君子以同而異。
上は火、下は沢なるは睽なり。君子以て同じくして異なる。
大きな方向では人と同じくしながらも、それぞれの違いは違いとして認めることを説いています。
キーワード
火沢睽の意味と解釈
意見や方向性の対立が明確になる時期。大きな一致は難しくても、小さな共通点から関係を築くことは可能。
卦の成り立ち — 上卦離と下卦兌
火沢睽は、上卦(外卦)が離=火、下卦(内卦)が兌=沢の組み合わせです。 外側(状況・相手)には離の「麗」=何かに付いて明るく輝く性質が、内側(自分・内情)には兌の「説(悦)」=よろこび、和やかに語らう性質が表れていると読みます。
運勢別の読み方
価値観の違い・すれ違い・小さな共通点を大切に。
組織内の対立・部署間の摩擦・小さな協力から始める。
考えの食い違いから金銭トラブルが起きやすい時です。共同出資や大きな契約は避けましょう。
気持ちと体調がちぐはぐになりやすい時です。無理に予定を詰め込まないようにしましょう。
大きな願いは難しい時ですが、小さな目標なら叶います。目標を絞りましょう。
意見がかみ合いにくい時です。違いを前提に、小さな合意から積み重ねましょう。
行き違いで来にくい状況です。
健康の項目は心がけの目安です。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。
助言
違いを否定せず認める。小さな一致から始める。
六爻の構成と変爻
卦は下から初爻・二爻・三爻・四爻・五爻・上爻と数えます。火沢睽は陽爻4本・陰爻2本で、 奇数の位に陽、偶数の位に陰がある「当位(正位)」の爻は1本です。 初爻と四爻、二爻と五爻、三爻と上爻のうち、陰陽が異なって「応じ合う」組は二爻と五爻・三爻と上爻の2組です。 二爻と五爻はそれぞれ下卦・上卦の中央にあたる「中」の位で、五爻は卦の主となる君位とされます。
占いで得た爻のうち、陰陽が極まって反対に変わろうとするものを「変爻」と呼び、変わった後の卦を「之卦(しか)」といいます。 本卦(火沢睽)は現在の状況、之卦はその先の展開として併せて読みます。火沢睽の一つの爻が変わった場合の之卦は次のとおりです。
関係の深い卦(錯卦・綜卦・互卦)
よくある質問
火沢睽(第38卦)の意味は?
意見や方向性の対立が明確になる時期。大きな一致は難しくても、小さな共通点から関係を築くことは可能。
火沢睽の卦辞は何と書かれている?
卦辞は「睽、小事吉。」で、「睽は、小事には吉。」と読み下します。睽は「そむく」こと。火は上へ、沢は下へと向かい、互いの思いが食い違う時です。大きな事を成すのは難しいものの、小さな事であれば吉とされます。
火沢睽の恋愛面での意味は?
価値観の違い・すれ違い・小さな共通点を大切に。
火沢睽の金運・仕事運は?
仕事: 組織内の対立・部署間の摩擦・小さな協力から始める。 金運: 考えの食い違いから金銭トラブルが起きやすい時です。共同出資や大きな契約は避けましょう。
火沢睽のアドバイスは?
違いを否定せず認める。小さな一致から始める。