GLOSSARY · 東洋暦法

十二支とは

読み: じゅうにし

意味

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種。年・月・日・時刻・方位を表す単位。

十二支は「じゅうにし」と読み、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)の12種類です。年・月・日・時刻・方位を表す単位として使われてきました。

「今年は午年」のように、年を表す干支として最もなじみのある部分です。2026年は午年、2027年は未年にあたります。

語源

中国・殷代

由来と動物の割り当て

十二支はもともと古代中国で月や時刻を区分するための記号だったとされ、木星がおよそ12年で天を一周することと関連づける説もあります。ネズミ・ウシ・トラといった動物が当てはめられたのは後の時代で、覚えやすくするためだったともいわれますが、はっきりした理由はわかっていません。

動物の割り当ては東アジアの各地に広まり、地域によってはウサギが猫、イノシシが豚になるなどの違いもあります。

方位と時刻

十二支は方位を表すのにも使われます。子が北、卯が東、午が南、酉が西で、北東を「丑寅(うしとら)」、南東を「辰巳(たつみ)」、南西を「未申(ひつじさる)」、北西を「戌亥(いぬい)」と呼びます。鬼門を「丑寅の方角」というのはこのためです。

時刻では一日を12に分け、子の刻(23時〜1時ごろ)から順に割り当てました。昼の12時を「正午」、それより前を「午前」、後を「午後」と呼ぶのは、午の刻の真ん中に由来します。

年・日の十二支の決まり方と暦注

年の十二支は、西暦から4を引いて12で割った余りで決まります(0=子、1=丑…)。2026年は余りが6で午です。日の十二支は12日ごとに巡るため、寅の日・巳の日などはほぼ12日おきに訪れます。

寅の日は「出ていったお金が戻ってくる」とされて財布の新調などに、巳の日は弁財天の使いとされる蛇にちなんで金運の日とされます。一粒万倍日も、季節ごとに決められた十二支の日が選ばれるしくみです。

十二支と季節・月

十二支は月にも割り当てられています。冬至を含む月を子の月とし、暦の上では寅の月(立春から啓蟄の前日まで)が一年の始まりとされます。旧暦で正月を「寅月」と呼ぶのはこのためです。

季節との対応では、寅・卯・辰が春、巳・午・未が夏、申・酉・戌が秋、亥・子・丑が冬にあたります。「土用の丑の日」のように、季節の行事にも十二支が残っています。

よくある誤解

十二支の動物で性格が決まるという話は楽しみ方の一つで、根拠があるものではありません。また、占いでは立春を年の境目とすることが多いため、1月〜節分ごろに生まれた方は前年の十二支として扱われる場合があります。

よくある質問

Q. 十二支の順番の覚え方は?
A. 「ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い」と唱えて覚えるのが一般的です。動物の順番を決める競争の昔話でも知られています。
Q. 年女・年男とは何ですか?
A. その年の十二支と、自分が生まれた年の十二支が同じ人のことです。12年ごとにめぐってきます。
Q. 寅の日や巳の日はどれくらいありますか?
A. 日の十二支は12日周期なので、それぞれ月に2〜3回、年に30回前後あります。

関連するツール・カレンダー

関連する用語

関連する占術系統

← 用語集一覧に戻る