新月とは
読み: しんげつ
意味
太陽と月が地球から見て同じ方向にあり、月が見えない状態。新しいサイクルの始まりを象徴する。
新月(しんげつ)は、地球から見て月と太陽が同じ方向に並び、月の光っている面がこちらからほとんど見えなくなる状態のことです。暦の言葉では「朔(さく)」とも呼ばれます。
新月から月はだんだん満ちていき、およそ14〜15日で満月、約29.5日で再び新月に戻ります。新しい月の周期の始まりにあたることから、古くから暦の区切りとされ、現代では「始まり」を象徴する日として願い事や目標を立てる習わしでも親しまれています。
語源
天文学・占星術
新月の仕組み
月は自ら光っているのではなく、太陽の光を反射して輝いています。月が地球と太陽の間に来ると、太陽に照らされた面が地球の反対側を向くため、地球からは月がほとんど見えなくなります。これが新月です。
天文学でいう新月は「月と太陽の黄経が等しくなる瞬間」のことで、本来は日付ではなく時刻で表されます。カレンダーに「新月」と書かれている日は、その瞬間を含む日です。新月の当日は月が太陽と一緒に昇り沈みするため、夜空に月を見ることはできません。
旧暦との関係
旧暦(太陰太陽暦)では、新月の瞬間を含む日を各月の1日(朔日、ついたち)としていました。「ついたち」は「月立ち」に由来するともいわれ、月の始まりと新月はもともと同じものだったのです。
当サイトの新月の一覧は、この考え方にもとづき、旧暦の各月1日、つまり日本時間で新月の瞬間を含む日を表示しています。六曜もこの旧暦の月の区切りで並びが切り替わります。
新月の瞬間が深夜0時に近いときは、日本時間と世界時(UTC)で日付が変わることがあります。海外のサイトや手帳と新月の日付が1日ずれて見えるのは、多くの場合このためです。
新月にまつわる習わし
現代の西洋占星術やスピリチュアルな文化では、新月は「種まき」の時期とされ、次のような過ごし方が親しまれています。いずれも決まりごとではなく、気持ちを整えるきっかけとして楽しむのがよいでしょう。
- 新月の願い事:叶えたいことを紙やノートに書き出す
- 新しい習慣や計画を始める日にする
- 部屋や持ち物を整えて、気持ちをリセットする
- その新月が何座で起こるかに注目し、星座のテーマに合わせて目標を考える
ほかの暦注との組み合わせ
新月の日が一粒万倍日や天赦日と重なると、「始まり」の意味が重なる日として、新しいことを始める日に選ぶ人もいます。新月は旧暦の1日にあたるため、六曜は月ごとに決まっていて、旧暦1月・7月の新月は先勝、5月・11月の新月は大安になります。
よくある誤解
「新月の日は月が細く見える」と思われがちですが、細い三日月が見えるのは新月の2〜3日後です。また、新月や満月が体調や気分、出産などに影響するという話もよく聞かれますが、月の満ち欠けと体調の関係は科学的にははっきりしていません。気になる体調の変化は、暦ではなく専門家に相談しましょう。
新月の日付一覧(2026年と2027年)
旧暦の各月1日(朔日)、つまり日本時間で新月の瞬間を含む日を、天文計算にもとづいて表示しています。
2026年
| 新月の日 | 旧暦 |
|---|---|
| 1月19日(月) | 12月1日 |
| 2月17日(火) | 1月1日 |
| 3月19日(木) | 2月1日 |
| 4月17日(金) | 3月1日 |
| 5月17日(日) | 4月1日 |
| 6月15日(月) | 5月1日 |
| 7月14日(火) | 6月1日 |
| 8月13日(木) | 7月1日 |
| 9月11日(金) | 8月1日 |
| 10月11日(日) | 9月1日 |
| 11月9日(月) | 10月1日 |
| 12月9日(水) | 11月1日 |
2027年
| 新月の日 | 旧暦 |
|---|---|
| 1月8日(金) | 12月1日 |
| 2月7日(日) | 1月1日 |
| 3月8日(月) | 2月1日 |
| 4月7日(水) | 3月1日 |
| 5月6日(木) | 4月1日 |
| 6月5日(土) | 5月1日 |
| 7月4日(日) | 6月1日 |
| 8月2日(月) | 7月1日 |
| 9月1日(水) | 8月1日 |
| 9月30日(木) | 9月1日 |
| 10月29日(金) | 10月1日 |
| 11月28日(日) | 11月1日 |
| 12月28日(火) | 12月1日 |
日付はFortune Canvasが天文計算で求めた暦データにもとづきます。暦の種類によっては1日ずれる場合があります。月ごとの一覧は 2026年の開運日カレンダー2027年の開運日カレンダー 六曜カレンダー でも確認できます。
参考資料
よくある質問
- Q. 新月は年に何回ありますか?
- A. 月の満ち欠けは約29.5日周期なので、新月は1年に12回か13回あります。下の一覧で各年の新月の日付を確認できます。
- Q. 新月の願い事はいつ書けばいいですか?
- A. 新月の瞬間から48時間以内がよいとする説などがありますが、決まりはありません。新月の日から数日のうちに、落ち着いて書ける時間を選ぶとよいでしょう。
- Q. 新月の日に月は見えますか?
- A. 見えません。新月の頃の月は太陽とほぼ同じ方向にあり、昼間に空にあるうえ、光っている面が地球からは見えないためです。