月相とは
読み: げっそう
意味
月相とは、地球から見た月の満ち欠けの状態のことです。太陽・地球・月の位置関係によって決まり、新月から満月を経て再び新月に戻るまでを約29.5日の周期で繰り返します。
月相は「げっそう」と読みます。月は自ら光らず、太陽の光を反射して輝いているため、太陽との角度によって地球から見える明るい部分の形が変わります。これが月の満ち欠けです。
旧暦(太陰太陽暦)は月相をもとに作られた暦で、新月の日を毎月の1日(朔日)としていました。占いの世界でも、新月や満月は節目のタイミングとして重視されています。
語源
天文学の用語(英語 lunar phase)。月の満ち欠けを数値で表したものは月齢と呼ばれます
満ち欠けの仕組みと周期
月が太陽と同じ方向にあるとき、地球からは照らされていない面だけが見えるので、月はほとんど見えません。これが新月です。月が地球のまわりを回るにつれて明るい部分が増え、太陽と反対側に来たときに満月になります。
新月から次の新月までの周期は朔望月(さくぼうげつ)と呼ばれ、平均で約29.53日です。月の軌道が楕円であることなどから、1回ごとの長さには多少のばらつきがあります。
月相の8つの段階
占星術や月の暦では、満ち欠けを8つの段階に分けて呼ぶことがあります。
- 新月(朔):太陽と月が同じ方向に重なる。始まりの時期とされます
- 三日月(クレセント):細い月が夕方の西空に見える
- 上弦の月:右半分が光る半月。新月から約7日後
- 十三夜ごろ(満ちていく凸月):満月に向かってふくらむ月
- 満月(望):太陽と月が正反対に位置する。実りや区切りの時期とされます
- 十六夜(いざよい)以降(欠けていく凸月):満月を過ぎ少しずつ欠けていく月
- 下弦の月:左半分が光る半月。満月から約7日後
- 新月直前の細い月:明け方の東空に細く見える月。手放しや休息の時期とされます
占いでの使われ方
西洋占星術では、新月と満月がどの星座で起こるかに注目し、新月には願いごとや新しい計画を立て、満月にはこれまでの成果を振り返る、といった過ごし方が広く紹介されています。また、生まれたときの太陽と月の角度から「生まれたときの月相」を求め、性格の傾向を読む方法もあります。
日本では十五夜のお月見のように、月相は季節の行事とも深く結びついています。
よくある誤解
満月の日に事故や出産が増えるといった話がよく聞かれますが、これを裏づける確かな根拠は示されていません。月相を占いや暮らしのリズムの目安として楽しむのはよいことですが、健康や重要な判断を月相だけで決めないようにしましょう。
また、旧暦の15日が必ず満月になるわけではありません。月の動きの速さが一定ではないため、満月は旧暦の14日〜17日ごろにずれることがあります。
よくある質問
- Q. 月齢と月相の違いは何ですか?
- A. 月齢は新月の瞬間からの経過日数を数値で表したもので、月相は満ち欠けの見た目の状態や段階を表します。
- Q. 新月と満月はどのくらいの間隔で来ますか?
- A. 新月から満月まではおよそ15日、新月から次の新月まではおよそ29.5日です。そのため1年に新月・満月はそれぞれ12〜13回あります。
- Q. 上弦と下弦はどう見分けますか?
- A. 日本から見て右側が光っている半月が上弦、左側が光っている半月が下弦です。上弦は夕方から夜の前半、下弦は夜中から明け方に見えます。