十二星座(黄道12宮)とは
読み: じゅうにせいざ
意味
12星座(黄道12宮)とは、太陽の見かけの通り道である黄道を、春分点を起点に30度ずつ12に分けた区分のことです。西洋占星術では、生まれたときに太陽がどこにあったかで、その人の太陽星座を決めます。
12星座は「じゅうにせいざ」、黄道12宮は「こうどうじゅうにきゅう」と読みます。占星術では英語でサイン(sign)とも呼ばれ、天文学上の星座(constellation)とは区別されます。
一般に「私は◯◯座」と言うときは、生まれた日に太陽が位置していた星座、つまり太陽星座を指しています。
語源
バビロニア→ヘレニズム占星術
由来と歴史
黄道付近の星座を目印に天体の動きを記録する方法は、古代メソポタミアで発達したとされ、黄道を12等分する考え方も紀元前のバビロニアで成立したといわれます。その後ヘレニズム世界に伝わり、星座ごとの性質やエレメントの考え方とともに西洋占星術の土台になりました。
12星座の順番と日付の目安
12星座は春分点にあたる牡羊座から始まります。日付は太陽がその星座に入る時期の目安で、年によって1日ほど前後します。
- 牡羊座:3月21日ごろ〜4月19日ごろ
- 牡牛座:4月20日ごろ〜5月20日ごろ
- 双子座:5月21日ごろ〜6月21日ごろ
- 蟹座:6月22日ごろ〜7月22日ごろ
- 獅子座:7月23日ごろ〜8月22日ごろ
- 乙女座:8月23日ごろ〜9月22日ごろ
- 天秤座:9月23日ごろ〜10月23日ごろ
- 蠍座:10月24日ごろ〜11月22日ごろ
- 射手座:11月23日ごろ〜12月21日ごろ
- 山羊座:12月22日ごろ〜1月19日ごろ
- 水瓶座:1月20日ごろ〜2月18日ごろ
- 魚座:2月19日ごろ〜3月20日ごろ
エレメントと区分
12星座は火・地・風・水の4つのエレメント(四大元素)に3つずつ分けられます。火は牡羊座・獅子座・射手座、地は牡牛座・乙女座・山羊座、風は双子座・天秤座・水瓶座、水は蟹座・蠍座・魚座です。
さらに、季節の始まりにあたる活動宮(牡羊・蟹・天秤・山羊)、季節の盛りにあたる不動宮(牡牛・獅子・蠍・水瓶)、季節の変わり目にあたる柔軟宮(双子・乙女・射手・魚)の3区分もあります。エレメントと区分の組み合わせで、星座ごとの性質が説明されます。
よくある誤解
現在の西洋占星術で使われる12星座は、春分点を基準にした区分(トロピカル方式)です。地球の歳差運動によって春分点は少しずつずれてきたため、実際の夜空で太陽の背後にある星座とは、およそ1星座分ずれています。インド占星術などでは、星座の位置に合わせた方式(サイデリアル方式)を使います。
また「へびつかい座を加えた13星座が正しい」という話題がときどき広まりますが、天文学上の星座と占星術の区分は別のものです。占星術の12星座は黄道を等分した区分なので、へびつかい座が加わることはありません。
よくある質問
- Q. 星座の境目の日に生まれた場合はどうなりますか?
- A. 太陽が星座を移る日時は年によって変わるため、生まれた年と時刻で確認する必要があります。ホロスコープを作ると正確にわかります。
- Q. 太陽星座以外にも星座はありますか?
- A. あります。月や金星などの天体もそれぞれどこかの星座にあり、月星座・金星星座のように呼ばれます。アセンダントの星座も重視されます。
- Q. 同じエレメントの星座は相性が良いのですか?
- A. 同じエレメントどうしは120度のトラインの関係になり、価値観が近く気が合いやすいとされます。