トリン(三分)とは
読み: とりん
意味
トラインとは、ホロスコープ上で2つの天体が約120度の角度をとるアスペクトのことです。天体どうしの力が自然に調和して働く、もっとも穏やかな関係の一つとされます。
トラインは「とりん」と読み、日本語では三分(さんぶん)や120度とも呼ばれます。円(360度)を3等分した角度で、ホロスコープでは三角形を描く線として表されることが多いです。
セクスタイル(60度)と並んでソフトアスペクトの代表とされ、生まれ持った才能や、努力しなくても自然にできることを表すと読まれます。
語源
英語 trine(ラテン語 trinus=3つの)。円を3等分する角度であることから
同じエレメントとの関係
12星座を120度ずつ離すと、同じエレメント(火・地・風・水)の星座が並びます。たとえば牡羊座・獅子座・射手座はいずれも火の星座です。そのため、トラインを作る天体は同じエレメントの星座にあることが多く、性質が似ているから調和しやすいと説明されます。
ただし、星座の境目近くにある天体どうしでは、角度は120度前後でも違うエレメントの星座になることがあります。これをアウト・オブ・サインのトラインと呼び、調和の度合いがやや弱いと読む人もいます。
読み方
トラインは、かかわる2つの天体の働きがスムーズに結びつくことを示します。たとえば月と金星のトラインなら、感情と愛情表現が自然に調和して人当たりがやわらかい、火星と木星のトラインなら、行動力が前向きに広がりやすい、といった読み方をします。
3つの天体がそれぞれトラインで結ばれて正三角形を作る配置はグランドトラインと呼ばれ、そのエレメントの性質が非常に強く表れるとされます。
エレメント別のトラインの特徴
同じエレメントどうしのトラインは、エレメントの性質を帯びると読まれます。
- 火のトライン(牡羊・獅子・射手):情熱や行動力が自然にわき、前向きに物事を始めやすい
- 地のトライン(牡牛・乙女・山羊):現実的な力や根気があり、形あるものを築きやすい
- 風のトライン(双子・天秤・水瓶):考えや言葉がよく通い合い、人との交流がスムーズ
- 水のトライン(蟹・蠍・魚):感情や共感力が豊かで、人の気持ちを汲み取りやすい
よくある誤解
トラインは「吉」と紹介されがちですが、楽に働く分、意識しないと才能を当たり前のものとして使わずに終わってしまうこともあるといわれます。現代の占星術では、スクエアなどの緊張のあるアスペクトと組み合わさることで、才能が具体的な形になりやすいと読むことも多いです。
よくある質問
- Q. トラインのオーブは何度くらいですか?
- A. 流派によりますが、6〜8度程度を目安にすることが多いです。角度が正確なほど強く表れると読みます。
- Q. トラインとセクスタイルの違いは何ですか?
- A. どちらも調和のアスペクトですが、トライン(120度)は自然に働く才能、セクスタイル(60度)は意識して生かすことで実る機会、と区別されることが多いです。
- Q. 相性占いでトラインがあると相性が良いのですか?
- A. 二人の天体がトラインを作ると、気が合いやすい・一緒にいて楽と読まれます。ただし相性は他のアスペクトとあわせて総合的に見ます。