GLOSSARY · 占星術

アスペクトとは

読み: あすぺくと

意味

アスペクトとは、ホロスコープ上で2つの天体が作る角度のことです。0度・60度・90度・120度・180度など特定の角度になると、天体どうしが影響し合うと考え、その関係から性格の特徴や出来事の傾向を読みます。

アスペクトは「あすぺくと」と読み、日本語では座相(ざそう)とも呼ばれます。ホロスコープの中に天体どうしを結ぶ線が引かれているのは、このアスペクトを示すためです。

天体が「何が働くか」、星座が「どのように」、ハウスが「どこで」を表すのに対して、アスペクトは天体どうしが「どう関わり合うか」を表す要素とされます。

語源

ラテン語 aspectus(見ること、眺め)。天体どうしが「見合う」関係を表すとされます

由来と歴史

古代ギリシャのプトレマイオスは『テトラビブロス』で、合を除く60度・90度・120度・180度の角度を重要な関係として扱ったとされ、これに0度の合を加えた5つは現在もメジャーアスペクト(プトレマイオスのアスペクト)と呼ばれます。

17世紀には天文学者ケプラーが72度(クインタイル)などの新しいアスペクトを提案したことでも知られ、以後、さまざまなマイナーアスペクトが使われるようになりました。

主なアスペクトの種類

よく使われるアスペクトと、一般的な解釈は次のとおりです。

  • コンジャンクション(合・0度):2つの天体の力が重なり、強く表れる
  • セクスタイル(60度):協力しやすく、機会を生かしやすい関係
  • スクエア(90度):緊張や葛藤を生みやすいが、行動の原動力にもなる
  • トライン(120度):自然に調和し、才能や楽さとして表れやすい
  • オポジション(180度):対立や引っ張り合い。相手を通して気づく関係
  • クインカンクス(150度):調整が必要なちぐはぐな関係(マイナーアスペクトの代表)

オーブ(許容範囲)

実際のホロスコープで角度がぴったり120度になることはまれなので、前後に数度の許容範囲を設けます。これをオーブといいます。オーブの幅は流派や占星術家によって異なり、主要アスペクトでは6〜8度程度、太陽と月が関わる場合はもう少し広く取る、といった考え方が多く見られます。角度が正確であるほど影響が強いと読むのが一般的です。

読み方のポイント

スクエアやオポジションはハードアスペクト、トラインやセクスタイルはソフトアスペクトと呼ばれます。ハードアスペクトは緊張を生みますが、それを乗り越える力や成長のきっかけにもなると読まれ、ソフトアスペクトは楽に働く一方で、意識しないと生かしきれないこともあるとされます。

よくある誤解

「ハードアスペクト=悪い」「ソフトアスペクト=良い」と単純に決めつけるのは誤解です。現代の占星術では、どの角度も性格の一面や課題として中立的に読むことが多く、アスペクトが多いか少ないかだけで良し悪しは判断しません。

よくある質問

Q. メジャーアスペクトとは何ですか?
A. 0度・60度・90度・120度・180度の5つで、もっとも重視される角度です。それ以外の角度はマイナーアスペクトと呼ばれます。
Q. オーブは何度にすればよいですか?
A. 決まった正解はありません。主要アスペクトで6〜8度ほどを目安にし、正確な角度ほど強く読むのが一般的です。
Q. アスペクトは相性占いにも使いますか?
A. 使います。二人のホロスコープの天体どうしが作るアスペクトを見るのがシナストリーです。

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