子年
×
子年
子年どうしは同じ支が重なる組み合わせです。真冬の北、水の気がそっくり重なる二人で、合や冲のように引き合う・押し返す関係ではなく、同じ場所に並んで立つ関係として読まれます。
十二支の関係
同じ子どうしで、合・冲・刑・害・破は当てはまりません。
十二支の円で子は真北、冬至を含む旧暦11月(12月上旬〜1月上旬)にあたります。冬至は昼がもっとも短くなる日で、伝統的にはここから陽の気が戻り始める「一陽来復」の節目とされてきました。子は申子辰の水局で「旺」、つまり水の勢いがいちばん盛んな位置を受け持ち、方合では亥子丑という北・冬のまとまりの真ん中に座ります。子どうしでは五行は水と水の比和(同じ五行どうし)、陰陽もどちらも陽で、方位・季節・時刻(23時〜1時)までずれがありません。支合や冲のように相手へ働きかける作用はなく、辰午酉亥のような自刑にも数えられないため、同じ性質が足し算のように重なる関係と読むのが基本です。水の旺が二つ並ぶので、流れが一方向にそろえば勢いが増し、せき止めるものがなければ広がりすぎる、という両面で語られます。
| 子年(ねずみ年) | |
|---|---|
| 五行 | 水 |
| 陰陽 | 陽 |
| 方位 | 北 |
| 季節 | 冬 |
| 月(節月) | 旧暦11月(12月上旬〜1月上旬ごろ) |
| 時刻 | 23時〜1時 |
五行:どちらも「水」で、五行では同じ気どうしの「比和(ひわ)」にあたります。
恋愛・夫婦
同い年のカップルや、学年が同じ夫婦に多い組み合わせです。真冬の水が二つ並ぶ姿から、相手の考えが言葉にする前に伝わりやすい半面、二人とも同じ方向へ流れていくと、立ち止まる役がいなくなると読まれます。たとえば住まいや家計の大きな決断を、どちらも乗り気のまま即決してしまう場面です。五行では水を受け止めて形を与えるのは土とされるので、期限や予算といった枠を先に決めておくと、二人の流れが形になりやすくなります。
仕事
同期や同学年の同僚として並ぶことが多いペアです。水の旺どうしは情報や人の流れをつかむ場面でかみ合うとされ、調べものや段取りを二人で分けると速く進みます。ただ、得意分野が重なりやすく、同じ案件で同じ役を取り合う形にもなりがちです。上司と部下が12歳差の子年どうしという場合は、支は同じでも十干(甲・乙など十の要素)は二つずれているので、まったく同じ発想とは限りません。役割を「集める人」と「決める人」に分けておくと、比和の重なりがぶつかり合いではなく厚みとして働きます。
家族・友人
12歳差のきょうだい、24歳差の親子は、どちらも子年生まれになります。家族の中に同じ支が二人いると、12年ごとに二人そろって年男・年女の年を迎えるのが、この組ならではの具体的な特徴です。同級生の友人なら、成人式や同窓会など人生の行事がほぼ同じ時期に重なります。似た者どうしで話が早い反面、困りごとも同じ時期に抱えやすいので、相談相手を二人の外にも一人ずつ持っておくと、支え合いが一方に偏りません。
子年同士が付き合うときのヒント
- 大きな買い物や引っ越しは二人で即決せず、一晩おいてからもう一度話して決めるルールを作っておく。
- 次の子年(2032年)は二人そろって年男・年女になるので、一緒に初詣や記念の予定を早めに入れておく。
- 仕事を分けるときは得意分野ではなく「集める・決める」の役割で分け、同じ役を取り合わないようにする。
それぞれの干支
子年(ねずみ年) 機敏で頭の回転が速い、時代を先取りする才人。子年の性格と運勢
関係の用語と、このページの読み方
- 同じ支
- 同じ十二支どうし。五行・方位・季節が一致するため、性質が重なる組み合わせとして読まれます。
干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。