子年
×
丑年
子年と丑年は、合わさると「土」に化すとされる支合(六合)の一組で、北と冬を受け持つ方合の仲間でもあります。二つの「合」が重なる、結びつきの強い組み合わせとされます。
十二支の関係
- 支合(六合)しごう(りくごう) 子と丑は六組ある支合の一つで、合すると「土」に化すとされます。
- 方合ほうごう 亥子丑は北・冬を受け持つ方合の三支で、二人はそのうちの二支です。
十二支の円で子と丑は隣り合い、子は真北、丑は北北東に置かれます。季節では子が冬至を含む旧暦11月、丑が冬の土用を含む旧暦12月で、どちらも冬の内側にいます。伝統的には、この二支は二つの面で「合」とされます。一つは支合(六合)で、子と丑が結ぶと土の気に変わると読まれます。もう一つは方合で、亥・子・丑の三支がそろうと北・冬・水の一方位をまとめるとされ、二人はその三分の二にあたります。五行だけを見ると丑の土が子の水をせき止める相剋ですが、支合ではその土こそが結んだ先の姿になります。水を受け止めて形を与える土、と見ると、抑える働きと結ぶ働きが同じところから出ている組み合わせだといえます。陽の子と陰の丑で、陰陽の釣り合いもとれています。
| 子年(ねずみ年) | 丑年(うし年) | |
|---|---|---|
| 五行 | 水 | 土 |
| 陰陽 | 陽 | 陰 |
| 方位 | 北 | 北北東 |
| 季節 | 冬 | 冬 |
| 月(節月) | 旧暦11月(12月上旬〜1月上旬ごろ) | 旧暦12月(1月上旬〜2月上旬ごろ) |
| 時刻 | 23時〜1時 | 1時〜3時 |
五行:丑の「土」が子の「水」を抑える「相剋(そうこく)」の向きです。
恋愛・夫婦
支合は古くから夫婦や縁組の結びつきにたとえられ、子と丑はその代表として挙げられることの多い一組です。真冬の子と冬の終わりの丑は、同じ季節を前後でつないでいる関係で、子が動き出したものを丑が受け止めて固める、という流れで読まれます。ただ、五行では土が水を剋すので、丑年の側の「こうしておこう」が子年の側には囲い込みに感じられる場面もあるとされます。決めごとを丑年が一人で抱えず、子年の案を先に聞いてから形にすると、合の「土に化す」働きが素直に出やすいと読まれます。
仕事
方合の亥子丑は一つの方位を三支で分け持つ関係なので、仕事では同じ部署・同じ担当を分け合う形がなじむとされます。子が季節の真ん中、丑が季節の締めにあたることから、子年が始めた案件を丑年が詰めて仕上げる、という順番がこの組の流れに沿うと読まれます。上司と部下なら、相剋の向きから丑年の側が管理役に回ると収まりやすく、子年が上司の場合は締め切りや手順を丑年の部下に任せきると回りやすいとされます。取引では、契約や在庫など「土」にあたる固いものを扱う場面で結びつきが生きるという見方があります。
家族・友人
冬の二か月が続いている関係なので、家族では年末年始の準備のように、同じ季節の行事を一緒に引き受ける間柄にたとえられます。子丑の親子や祖父母と孫は、同じ北の方位を分け合う縁として語られることがあります。友人としては、子年が誘い丑年が段取りを固める形が多いとされますが、五行の相剋から丑年の側が口うるさく見えることもあります。言い方を短くし、子年の側も「任せる」と一言返すだけで、二つの合が重なる組み合わせらしい落ち着きが戻りやすいと読まれます。
子年と丑年が付き合うときのヒント
- 新しい計画は子年が口火を切り、日程や予算の確定は丑年が受け持つ、と最初に分担を決めておく。
- 丑年の側は注意を一度に一つまでにし、子年の意見を聞いてから結論を出す順番を守る。
- 12月から立春前(2月上旬)まで、二人の月が続く時期に大きな決めごとや家の用事をまとめる。
関係の用語と、このページの読み方
- 支合(六合)
- 二支が一対一で結びつく六組の組み合わせ(子丑・寅亥・卯戌・辰酉・巳申・午未)。合すると別の五行に化すとされます。
- 方合
- 同じ方位・季節を受け持つ三支(寅卯辰=東・春、巳午未=南・夏、申酉戌=西・秋、亥子丑=北・冬)のまとまり。三会とも呼ばれます。
干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。