丑年
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酉年
金の盛りの酉と、金を蔵に収める丑。巳酉丑の三合金局で「旺」と「墓」がそろう半会にあたり、丑の土が酉の金を生む相生も重なる組み合わせです。
十二支の関係
- 三合(半会)さんごう(はんかい) 巳酉丑の三合金局のうち、中心の酉を含む二支で「半会」にあたります。残る巳がそろうと三合になります。
秋分を含む月の酉は金の帝旺(いちばん盛んな位置)、冬の土用を含む丑は金の墓(収める位置)。巳酉丑の三合金局の中で、酉年と丑年は実りの頂点と収蔵を受け持つ二支です。中心の旺支である酉を含むので半会と数えられ、残る巳が加わると金局が完成すると読まれます。五行では丑が土、酉が金で、「土は金を生む」相生。鉱脈が土の中で育つというたとえどおり、丑から酉へ力が向かいます。ここで三合の向き(酉の盛りを丑が収める)と、相生の向き(丑が酉を育てる)が逆になっている点は見ておきたいところです。収める側が育てる側でもある、という往復の関係とも読めます。方位は西と北北東、旧暦では8月と12月にあたります。二支とも陰で、静かに重なる性質の組み合わせとされます。
| 丑年(うし年) | 酉年(とり年) | |
|---|---|---|
| 五行 | 土 | 金 |
| 陰陽 | 陰 | 陰 |
| 方位 | 北北東 | 西 |
| 季節 | 冬 | 秋 |
| 月(節月) | 旧暦12月(1月上旬〜2月上旬ごろ) | 旧暦8月(9月上旬〜10月上旬ごろ) |
| 時刻 | 1時〜3時 | 17時〜19時 |
五行:丑の「土」が酉の「金」を生む「相生(そうじょう)」の向きです。
恋愛・夫婦
酉の実りを丑がしまい、同時に丑の土が酉を育てる。この往復があるので、どちらか一方だけが尽くす形にはなりにくいと読まれます。恋愛の初めは、酉年の人の華やかさに丑年の人が引かれ、続いていくうちに丑年の人の手堅さが二人の生活の土台になる、という順序が想像しやすいでしょう。ぶつかるとすれば、酉年の人が「見せたい」ものを、丑年の人が「しまっておきたい」と感じる場面です。記念日の祝い方や、お金の使い道で出やすいとされます。
仕事
成果を出す人と、成果を資産として残す人の組み合わせです。酉年の人が商品や提案を仕上げ、丑年の人が予算・契約・保守を受け持つと、金局の旺と墓がそのまま役割になります。上司が丑年なら、酉年の部下の仕事を目立たないところで支え続ける形になりやすく、評価の場ではその支えを言葉にしておくと伝わり方が変わります。新しい案件の芽を持ってくる巳の役がいないと、仕上げと保管ばかりが続くので、企画担当を交えるとよいとされます。
家族・友人
家の中を見ると、酉年の人が家の行事や見た目を整え、丑年の人が家計や段取りを支える、という分担になりやすい組み合わせです。年の差は4歳または8歳、16歳など。友人なら、酉年の人が集まりを企画し、丑年の人が毎回きちんと顔を出してくれる、という関係が浮かびます。巳年の家族が加わると三合金局がそろうとされ、三世代の集まりなどでその形が見えることもあります。二人とも陰の支なので、感謝や不満を口にするのは控えめになりがちです。誕生日や年末など決まった日に、一年分を伝え合うのも一つの方法です。
丑年と酉年が付き合うときのヒント
- お金や物を「使う・見せる」か「残す」かで迷ったら、半分ずつにする取り決めを先に作っておくと揉めにくくなります。
- 丑年の人の下支えは表に出にくいので、酉年の人が人前で一言その働きに触れると、往復の関係が保てます。
- 新しいことを始めたいときは、巳年の人や企画好きの人を誘って、三合の最初の一支を補ってください。
関係の用語と、このページの読み方
- 三合(半会)
- 十二支を円に並べたとき正三角形を作る三支の結びつき。生・旺・墓(始まり・盛り・終わり)の三段階で一つの五行の局を作るとされます。三支のうち二支、特に中心の旺支(子・午・卯・酉)を含む二支を「半会」と呼びます。
干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。