酉年
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酉年
秋分の月、真西、日の入りの刻。酉が受け持つ「秋の真ん中」を二人で分け合う組で、酉は自刑の四支の一つでもあるため、重なりの中の緊張も含めて読まれます。
十二支の関係
- 刑(自刑)じけい 辰・午・酉・亥の四支は、同じ支どうしが重なると自らを刑する「自刑」とされ、酉はその一つです。
辰・午・酉・亥の四支には、同じ支どうしが重なると「自刑」になるという説があり、酉年どうしはその一つに当たります。酉そのものは真西、秋分を含む旧暦8月(9月上旬〜10月上旬)、時刻では日の入りのころの17時〜19時を受け持つ支です。五行は金、陰陽は陰で、酉どうしは金と金の比和。三合では巳酉丑の金局の「旺」、方合では申酉戌という西・秋のまとまりの中心にあたり、金の気がもっとも澄んで強まる位置に二人が並びます。陰の金は、大きな刃物より、磨かれた細工物や小さな装身具にたとえられることがあります。磨かれたもの同士が重なると、輝きは増しても擦れて傷がつく。自刑はそのように、同じ性質が重なることで自らを損なう方向にも働くと説かれます。合や冲のような相手との作用はなく、旺の気の重なりと、重なりの中の緊張とを両方見るのが、この組の読み方です。
| 酉年(とり年) | |
|---|---|
| 五行 | 金 |
| 陰陽 | 陰 |
| 方位 | 西 |
| 季節 | 秋 |
| 月(節月) | 旧暦8月(9月上旬〜10月上旬ごろ) |
| 時刻 | 17時〜19時 |
五行:どちらも「金」で、五行では同じ気どうしの「比和(ひわ)」にあたります。
恋愛・夫婦
秋分は昼と夜が等しくなる日で、季節の釣り合いの点とされます。酉どうしの恋愛は、伝統的には、物事の良し悪しや好みの基準がよく似た二人と読まれます。服や食事、部屋の整え方まで、細かなこだわりが通じ合うのは強みです。一方、自刑の面は、相手の細部に気づきすぎて指摘が増える形で表れやすいとされます。磨かれた金どうしが擦れないよう、指摘は一日一つまで、褒める言葉はその倍、と二人で決めておくと、輝きのほうが残ります。
仕事
金の旺が二つ並ぶ形は、品質の確認や校正、検品など、細部を見極める仕事で力を発揮するとされます。秋の実りを選り分ける時期の支らしく、良いものとそうでないものを分ける作業でかみ合います。ただ、二人とも基準が高いぶん、互いの成果物に赤字を入れ合ううちに仕上がりが遠のくこともあります。最終確認はどちらか一人と決め、もう一人は途中段階で一度だけ見る、という順番を作っておくと、自刑の擦れ合いが小さくなります。
家族・友人
24歳差の母と娘、父と息子がそろって酉年、という家族では、12年ごとの酉の年に親が48歳、子が24歳で年男・年女を迎えます。似た基準を持つ親子は、身だしなみや家事のやり方で、相手の足りない所が目につきやすい組とも読まれます。きょうだいや友人どうしでも同じで、似ているからこそ小さな違いが気になります。家の中に「ここはそれぞれのやり方でいい」という場所を一つ決めておくと、互いを磨き合う関係が保てます。
酉年同士が付き合うときのヒント
- 相手への指摘は一日一つまで、褒める言葉はその倍と決め、細部への気づきが小言に偏らないようにする。
- 共同の成果物は最終確認を一人に任せ、もう一人は途中段階で一度だけ見る順番にしておく。
- 家事や身だしなみで「ここはそれぞれのやり方でいい」という範囲を、家族で一つ決めておく。
それぞれの干支
酉年(とり年) 誠実で几帳面な完璧主義者。酉年の性格と運勢
関係の用語と、このページの読み方
- 同じ支
- 同じ十二支どうし。五行・方位・季節が一致するため、性質が重なる組み合わせとして読まれます。
- 刑(自刑)
- 辰・午・酉・亥の四支は、同じ支が重なると自らを傷つける「自刑」になるとされます。
干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。