未年
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未年
未年と未年の組は、夏の終わりの土用を受け持つ支どうしです。陰の土が二つ重なり、勢いを終えた木を収める「墓」の位置も共有する、静かな重なりの関係と読まれます。
十二支の関係
同じ未どうしで、合・冲・刑・害・破は当てはまりません。
未の月は旧暦6月(7月上旬〜8月上旬)、立秋の手前で夏の土用を含みます。暑さの盛りを過ぎ、季節が秋へ切り替わる準備の期間です。方位は南南西、五行は土、陰陽は陰で、未どうしは土と土の比和にあたります。方合では巳午未という南・夏のまとまりの最後の一支、三合では亥卯未の木局の「墓」で、春に伸びた木の勢いを収めて納める位置を受け持ちます。夏の火を受け取って秋の金へ渡す土であり、同時に木の蔵でもある、という継ぎ目の性格が二つ重なるのが未どうしです。合や冲のような作用はなく、未は自刑の四支にも入らないので、関係の中心は比和の重なりそのものです。陰の土は田畑の土にたとえられることがあり、耕して実りを待つ土が二枚並ぶ姿から、ゆっくり育てるものに向き、急な変化には二人とも腰が重くなる、と読まれます。
| 未年(ひつじ年) | |
|---|---|
| 五行 | 土 |
| 陰陽 | 陰 |
| 方位 | 南南西 |
| 季節 | 夏 |
| 月(節月) | 旧暦6月(7月上旬〜8月上旬ごろ) |
| 時刻 | 13時〜15時 |
五行:どちらも「土」で、五行では同じ気どうしの「比和(ひわ)」にあたります。
恋愛・夫婦
夏から秋への継ぎ目に立つ陰の土どうしは、恋愛でも季節の変わり目を一緒に越えていく穏やかな組とされます。どちらも相手の気持ちを受け止める側に回りやすく、ぶつかることは少ない一方、二人とも受け身のまま話が進まないことがあります。記念日の計画やプロポーズのような「誰かが言い出す」場面で、互いに相手の一言を待ってしまう形です。夏の土用が秋への準備期間であるように、言い出す役を季節ごとに交代するなど、受け止めるだけでなく渡す番を決めておくと動きが生まれます。
仕事
季節をつなぐ土が二つ並ぶ形は、部署間の調整や引き継ぎ、顧客との長いやりとりなど、間に立つ仕事でかみ合うとされます。木局の墓という位置も、走り終えた企画を整理して次へ残す役に重なります。課題は、二人とも調整役に回るため、期限を切って最終判断を下す人がいなくなりがちなことです。取引先との窓口を二人で持つなら、条件を決める権限はどちらにあるのかを先方にも伝えておく。それだけで、丁寧さが遠回りに変わるのを防げます。
家族・友人
未年は48歳差でも重なるので、祖父母と孫がそろって未年生まれ、という家族もあります。孫が12歳で初めての年男・年女を迎える未の年に、祖父母は60歳、ちょうど還暦の前後にあたります。土の比和は世代をまたいで受け継ぐものとも結びつけて語られ、家の行事や昔話を伝える組として読まれます。同級生の友人どうしなら、慌ただしい時期にも変わらず会える相手になりやすいとされ、年を重ねてからの集まりの中心にもなりがちです。
未年同士が付き合うときのヒント
- 記念日や大きな話を切り出す役を季節ごとに交代で決め、二人とも相手の一言を待つ形にしない。
- 取引先との窓口を二人で持つときは、条件を決める権限がどちらにあるかを先方にも伝えておく。
- 祖父母と孫が未年どうしなら、孫の年男・年女の年に還暦祝いと合わせて家族で集まってみる。
それぞれの干支
未年(ひつじ年) 優しさと芸術性を持つ温かい癒し手。未年の性格と運勢
関係の用語と、このページの読み方
- 同じ支
- 同じ十二支どうし。五行・方位・季節が一致するため、性質が重なる組み合わせとして読まれます。
干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。