No. 09 / Eto — 同じ干支

戌年
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戌年

秋の終わりに立つ戌が二つ重なる、同じ支の組み合わせです。秋の土用を含む陽の土であり、夏の火を収める「墓」の位置まで二人で共有しています。

戌(いぬ)・土・西北西 / 戌(いぬ)・土・西北西

同じ支
01 / Relations

十二支の関係

同じ戌どうしで、合・冲・刑・害・破は当てはまりません。

立冬の前に置かれる秋の土用、それを含む旧暦9月(10月上旬〜11月上旬)が戌の月で、方位は西北西にあたります。実りの季節を締めくくり、冬へと季節を渡す位置です。五行は土、陰陽は陽で、戌どうしは土と土の比和になります。方合では申酉戌という西・秋のまとまりの最後、三合では寅午戌の火局の「墓」にあたり、夏に燃え盛った火の勢いを収めて、火種として保っておく蔵の役を持つと読まれます。秋の土でありながら内に火を抱える、という二重の性格が戌の特徴で、戌どうしはそれが重なる組です。合や冲のように相手と作用し合う関係はなく、戌は辰午酉亥の自刑にも数えられません。丑辰未戌の土の支のなかで、戌は乾いた土(燥土)とされ、堤や土塁にもたとえられます。堤が二重になれば守りは堅くなる一方、内側にこもった熱は外から見えにくい、と読まれます。

戌年(いぬ年)
五行土
陰陽陽
方位西北西
季節秋
月(節月)旧暦9月(10月上旬〜11月上旬ごろ)
時刻19時〜21時

五行:どちらも「土」で、五行では同じ気どうしの「比和(ひわ)」にあたります。

02 / Love

恋愛・夫婦

堤が二重になる姿のとおり、二人の暮らしを外から守る意識が強くそろう、というのが戌どうしの恋愛の伝統的な読み方です。互いの家族や約束ごとを大事にする点では足並みがそろいやすい一方、内に抱えた火、つまり不満や情熱が表に出にくいとされます。どちらも黙って耐える側に回ると、ある日まとめて噴き出すこともあります。秋の土用が季節の区切りであるように、年に一度、二人の暮らしを振り返る日を決めて言いそびれた気持ちを出すと、こもった熱が温もりとして伝わります。

03 / Work

仕事

上司と部下が24歳差、36歳差の戌年どうしという組み合わせは、ベテランと若手の組として職場で見かけます。土の比和は、決めたことを守り通す粘りとして働き、規程の運用や長期の保守、得意先との長い付き合いなど「守る」仕事でかみ合うとされます。ただ二人とも守りに回るぶん、方針を変える提案が出にくくなりがちです。年に一度は「やめること」を一つ決める会議を持つなど、変えるための場を仕組みとして置くと、堅さが停滞に変わりません。

04 / Family

家族・友人

戌年の夫婦に子どもが授かると、妊娠5か月目の戌の日に腹帯を巻く帯祝いの習わしと重ねて話題にされることがあります。戌の年は夫婦が同時に年男・年女になる年で、24歳差の親子なら親が48歳、子が24歳の年です。守りの土が重なる家族は、身内の困りごとに団結しやすい半面、外の人に頼るのが遅れがちとも読まれます。友人どうしでも同じなので、困ったときに声をかける外の相手を一人決めておくと安心です。

05 / Advice

戌年同士が付き合うときのヒント

  • 年に一度、二人の暮らしを振り返る日を決め、言いそびれた不満や希望をそこで出し合うようにする。
  • 職場では年に一度「やめること」を一つ決める場を設け、守りの堅さが停滞にならないようにする。
  • 家族で困りごとを抱えたら身内だけで抱えず、相談する外の相手を先に一人決めておく。
06 / Years

この組み合わせの生まれ年の例

戌年 19701982199420062018

暦の上では干支は立春(2月4日ごろ)で切り替わるとする考え方があり、1月〜2月初めに生まれた人は前年の干支で見ることもあります。各年のページで立春の日付と六十干支を確認できます。

07 / Profile

それぞれの干支

戌年(いぬ年) 忠誠心と正義感を持つ守護者。戌年の性格と運勢

08 / Notes

関係の用語と、このページの読み方

同じ支
同じ十二支どうし。五行・方位・季節が一致するため、性質が重なる組み合わせとして読まれます。

干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。

参考資料

戌年 / Others
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