GLOSSARY · ヨーガ・タントラ

チャクラとは

読み: ちゃくら

意味

チャクラは、インドのヨーガやタントラの思想で、体の中心線に沿って並ぶとされる霊的なエネルギーの中心のことです。一般には7つのチャクラがよく知られています。

チャクラは「ちゃくら」と読み、サンスクリット語で「車輪・円」を意味します。エネルギーが渦を巻くように回る場所というイメージから、この名で呼ばれるとされます。

チャクラはプラーナ(生命の気)が流れる通り道(ナーディー)が集まる場所と説明され、瞑想やヨーガの実践の中で意識を向ける対象とされてきました。

語源

サンスクリット語 चक्र (車輪)

7つのチャクラの位置

現代よく紹介される7つのチャクラと位置は次のとおりです。色の対応は虹の7色を下から順に当てはめたもので、20世紀以降の西洋で広まった解釈とされます。

  • 第1チャクラ ムーラダーラ:尾てい骨・会陰のあたり/赤
  • 第2チャクラ スヴァディシュターナ:下腹部/橙
  • 第3チャクラ マニプーラ:みぞおち・へそのあたり/黄
  • 第4チャクラ アナーハタ:胸の中央/緑
  • 第5チャクラ ヴィシュッダ:喉/青
  • 第6チャクラ アージュニャー:眉間/藍
  • 第7チャクラ サハスラーラ:頭頂/紫

由来と歴史

チャクラの考え方は、中世インドのタントラ文献の中で発展したとされます。ただし、チャクラの数や位置は文献や流派によってさまざまで、7つという体系はその一つです。

現在広く知られる7チャクラの説明は、20世紀初めにジョン・ウッドロフ(筆名アーサー・アヴァロン)が英訳・紹介した文献の影響が大きいといわれます。その後、神智学や欧米のニューエイジの思想を通して、色や性格・感情との対応が加えられていきました。

スピリチュアルでの使われ方

現代のスピリチュアルな文脈では、チャクラごとに「安心感」「創造性」「自信」「愛」「表現」「直感」「つながり」などのテーマが当てはめられ、心の状態を見つめ直す目安として使われることがあります。オーラの色と結びつけて語られることもあります。

よくある誤解

チャクラは解剖学的に存在が確かめられた器官ではなく、思想や瞑想の中での概念です。「チャクラが閉じているから病気になる」といった説明に医学的な根拠はありません。体や心の不調があるときは、チャクラの調整ではなく医療機関に相談してください。

よくある質問

Q. チャクラはいくつありますか?
A. 一般には7つが知られていますが、文献や流派によって数は異なり、5つや6つ、それ以上を説く体系もあります。
Q. チャクラの色は昔から決まっていたのですか?
A. 虹の7色を当てはめる対応は、20世紀以降の西洋で広まった解釈とされます。伝統的な文献では別の色や象徴で表されることがあります。
Q. チャクラとオーラはどう関係しますか?
A. どちらも目に見えないエネルギーの考え方で、現代のスピリチュアルではチャクラの状態がオーラの色に表れると説明されることがあります。

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