お盆はいつ?2026年・2027年の日程|迎え火・送り火の意味と準備、帰省しないときの供養の仕方
この記事のポイント
2026年・2027年のお盆の日程(8月盆・7月盆・旧盆)と、地域で時期が違う理由、お盆の由来、迎え火・送り火・盆棚の準備、新盆、帰省しない年の供養の仕方を解説します。
夏の帰省シーズンとして知られるお盆。けれど「お盆は何日から何日まで?」「7月にお盆をする地域があるのはなぜ?」「迎え火や精霊馬はどう準備するの?」と聞かれると、はっきり答えられない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年・2027年のお盆の日程と、地域による時期の違い、お盆の意味と由来、迎え火・送り火・盆棚の準備、新盆(初盆)の考え方、そして帰省しない年の過ごし方までをまとめました。日付は当サイトの暦データ(2027年の開運日カレンダーと同じ計算)にもとづいています。
お盆の日程(2026年・2027年)
| お盆の種類 | 2026年 | 2027年 | 主な地域 |
|---|---|---|---|
| 8月盆(月遅れ盆) | 8月13日(木)〜16日(日) | 8月13日(金)〜16日(月) | 全国の多くの地域 |
| 7月盆(新盆) | 7月13日(月)〜16日(木) | 7月13日(火)〜16日(金) | 東京の一部、函館、金沢の一部など |
| 旧盆(旧暦7月13日〜15日) | 8月25日(火)〜27日(木) | 8月14日(土)〜16日(月) | 沖縄・奄美など |
※旧盆の日付は当サイトの旧暦計算によるものです。地域の行事は各自治体や寺院の案内もご確認ください。
いちばん一般的な8月盆は、13日の盆の入り(迎え盆)に先祖の霊を迎え、16日の盆明け(送り盆)に送り出す4日間です。8月11日の山の日と組み合わせて、休みをとる人も多い時期です。
2027年は、沖縄などの旧盆(8月14日〜16日)が8月盆とほぼ重なります。2026年は8月盆の初日の8月13日が新月で、月明かりのない夜空でペルセウス座流星群(例年8月12日〜13日ごろが極大)が見やすい年でした。
お盆の時期が地域で違う理由
お盆は、もともと旧暦の7月15日を中心とした行事でした。1872年(明治5年)の改暦で新暦が使われるようになると、各地で次のような対応が分かれました。
- 新暦の7月15日に合わせた地域:東京の一部など。これが「7月盆」です。
- 1か月遅らせて8月15日にした地域:農作業の忙しい時期を避けやすく、季節感も旧暦に近いことから全国に広まりました。これが「月遅れ盆」で、現在の主流です。
- 旧暦のまま続けた地域:沖縄などでは、いまも旧暦7月13日〜15日に行います。毎年日付が変わります。
どれが正しいということはなく、住んでいる地域や家の習わしに合わせて行えば問題ありません。
お盆とは:意味と由来
お盆の正式な名前は盂蘭盆会(うらぼんえ)です。『盂蘭盆経』には、お釈迦様の弟子の目連(もくれん)が、餓鬼道で苦しむ亡き母を救うために、7月15日に僧侶たちへ食べ物を供えて供養した、という話が伝わっています。
日本では、この仏教の行事と、もともとあった先祖の霊を迎えてまつる習わしが結びつき、夏に家族が集まって先祖を供養する行事として定着しました。
お盆とお中元・盆踊り
夏の贈り物の「お中元」も、お盆と同じ時期に由来があります。中国の道教では、1月15日を上元、7月15日を中元、10月15日を下元とする「三元」の行事があり、このうち中元が日本でお盆の行事と結びつきました。お世話になった人に品物を贈る習慣は、もともとお盆の供え物を親類に配ったことが始まりとも言われます。
盆踊りも、お盆に帰ってきた先祖の霊を慰め、送り出すための踊りです。念仏踊りが起源とされ、地域ごとに独自の踊りや歌が受け継がれています。
お盆の流れと準備
盆の入り前:盆棚(精霊棚)を用意する
12日ごろまでに、仏壇の前や横に盆棚(精霊棚)を用意し、位牌、花、果物、そうめん、ほおずきなどを供えます。盆提灯を飾り、仏壇やお墓を掃除しておきます。
- 精霊馬(しょうりょううま):きゅうりで作る馬と、なすで作る牛です。先祖の霊が、来るときは足の速い馬で早く、帰るときは足の遅い牛でゆっくり戻れるように、という願いが込められています。
- ほおずき:提灯に見立て、先祖が迷わず帰ってくる目印にするとされます。
13日:迎え火
夕方、家の門口や玄関先で、麻の茎の皮をむいたおがらを焙烙(ほうろく)という素焼きの皿にのせて燃やし、先祖の霊を迎えます。お墓参りをして、提灯に火を移して持ち帰る地域もあります。
14日・15日:供養と家族の時間
お供えの食事を用意し、家族でお墓参りをしたり、僧侶に読経をお願いしたりします。親族が集まって食事をするのもこの期間です。
16日:送り火
迎え火と同じ場所でおがらを燃やし、先祖の霊を送り出します。京都の五山送り火(8月16日)や各地の灯籠流しも、送り火の行事のひとつです。
住宅事情で火が使えないとき
集合住宅などで火を焚けない場合は、盆提灯を灯す、LEDのろうそくを使う、玄関で手を合わせるといった形で十分です。浄土真宗では、故人はすでに浄土に往生しているという考え方から、迎え火・送り火や精霊馬を行わないのが一般的です。宗派や家の習わしを優先してください。
新盆(初盆)の考え方
故人が亡くなって四十九日を過ぎてから迎える最初のお盆を、新盆(にいぼん・あらぼん)または初盆(はつぼん)と呼びます。通常のお盆より丁寧に供養するのが一般的で、白い盆提灯を飾る、親族や知人を招いて法要を行うといった習わしがあります。
四十九日の前にお盆を迎えた場合は、翌年が新盆になります。地域や宗派によって考え方が違うので、迷ったときは菩提寺や年長の親族に相談するとよいでしょう。
帰省しない年のお盆の過ごし方
仕事や距離、体調、家族の事情で帰省できない年もあります。お盆の本質は、先祖や故人を思い、今の自分につながる縁に感謝することです。形どおりにできなくても、気持ちを向ける時間をつくれば十分です。
- 自宅で手を合わせる:写真の前に花や故人の好きだった食べ物を置き、近況を報告します。
- 電話やメッセージで家族とつながる:帰省できない代わりに、家族と思い出話をする時間をつくります。
- お墓参りの代わりを頼む・時期をずらす:お墓が遠い場合は、お盆の前後や秋のお彼岸に参る方法もあります。
- 仏壇や写真の周りを掃除する:玄関もあわせて掃除しておくと、気持ちが落ち着きます。
よくある質問
2027年のお盆はいつですか?
A. 一般的な8月盆(月遅れ盆)は、2027年8月13日(金)から16日(月)までです。7月盆の地域は7月13日(火)から16日(金)、沖縄などの旧盆は8月14日(土)から16日(月)です。
お盆にお墓参りをするのはいつがよいですか?
A. 盆の入りの13日に、お墓参りをして先祖を迎える地域が多いですが、期間中であればいつでもかまいません。混雑を避けて前後の日に行く方法もあります。
迎え火・送り火は何時ごろに焚けばよいですか?
A. 夕方に焚くのが一般的です。地域や家の習わしがあればそれに従い、火の取り扱いには十分注意してください。
お盆に避けたほうがよいことはありますか?
A. 「お盆に海や川に入ってはいけない」という言い伝えがあります。科学的な根拠があるわけではありませんが、お盆の頃は台風などによるうねりで波が高くなりやすく、水の事故が増える時期でもあるため、安全に気をつけて過ごしましょう。
盆棚や盆提灯はいつ片づければよいですか?
A. 16日の送り火のあと、または翌日に片づけるのが一般的です。お供えした食べ物は、傷まないうちに家族でいただくか、地域の習わしに従って処分します。盆提灯は毎年使えるので、汚れを拭いて箱にしまっておきましょう。
新盆はいつ迎えるのですか?
A. 四十九日を過ぎてから迎える最初のお盆が新盆です。四十九日より前にお盆が来た場合は、翌年が新盆になります。
まとめ
- 一般的な8月盆は8月13日〜16日。7月盆、旧盆の地域もある
- 時期の違いは明治の改暦への対応が地域で分かれたため
- 13日に迎え火、16日に送り火。盆棚には精霊馬やほおずきを飾る
- 帰省できない年は、自宅で手を合わせ、家族と思い出を話すだけでも十分
日々の六曜は六曜カレンダーで確認できます。秋のお彼岸については秋分の日とお彼岸のガイドもあわせてどうぞ。この記事の日付は毎年更新します。
この記事について
この記事はAIの補助を使って下書きし、運営者が内容と日付を確かめてから公開しています。暦の日付は天文計算で求め、春分・秋分などは国立天文台の公表値と照らし合わせています。占いの内容は楽しみとしてお読みください。