【2027年】春分の日と春のお彼岸はいつ?意味・ぼたもち・お墓参りの基本
この記事のポイント
春分の日と春のお彼岸の意味・由来、お墓参りとお供えの基本、ぼたもちとおはぎの違い、彼岸会などの行事を解説。2027年・2028年の春分の日・彼岸入り・彼岸明けの日程と春分の時刻もまとめました。
寒さがゆるみ、日が長くなってきたと感じる3月。その節目にあたるのが春分の日と春のお彼岸です。祝日として知っていても、「お彼岸はいつからいつまで?」「秋のお彼岸と何が違うの?」「ぼたもちとおはぎはどう違う?」と聞かれると、意外と答えにくいものです。
この記事では、春分の日とお彼岸の意味や由来、お墓参りやお供えの基本、春分の頃の行事をまとめました。2027年と2028年の日程を中心に、2026年の振り返りもあわせて紹介します。日付は当サイトの暦データ(2027年の開運日カレンダーと同じ計算)にもとづき、時刻は日本時間です。
春分の日・春のお彼岸の日程(2027年・2028年)
| 項目 | 2027年 | 2028年 |
|---|---|---|
| 彼岸入り | 3月18日(木) | 3月17日(金) |
| 春分の日(彼岸の中日) | 3月21日(日) | 3月20日(月) |
| 彼岸明け | 3月24日(水) | 3月23日(木) |
| 春分の時刻 | 3月21日 5時25分 | 3月20日 11時17分 |
2027年は春分の日が日曜日にあたるため、翌3月22日(月)が振替休日になり、土曜日から3連休になります。お墓参りや家族の集まりの予定を立てやすい並びです。2028年は春分の日が月曜日で、土曜日からの3連休です。
2027年の彼岸明けの3月24日(水)は一粒万倍日と寅の日が重なる日で、春分の翌日の3月22日には満月を迎えます。2026年は春分が3月20日(金)23時46分で、春分の前日(3月19日)が新月、彼岸入りの3月17日が一粒万倍日と寅の日でした。
春分の日とは:昼と夜がほぼ同じ長さになる日
春分は二十四節気のひとつで、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。春分を過ぎると昼のほうが長くなり、夏至に向かって日が伸びていきます。
厳密には、春分の日でも東京の昼の長さは12時間を10分ほど上回ります。日の出・日の入りを「太陽の上の縁が地平線に接する瞬間」で数えることと、大気で光が曲がる影響があるためです。
国民の祝日に関する法律では、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。戦前は「春季皇霊祭」という宮中祭祀の日で、1948年に現在の祝日になりました。
春分の日の日付は固定ではありません。国立天文台が太陽の動きを計算し、前年の2月に官報で発表します。近年は3月20日か21日になることが多く、2026年は20日、2027年は21日です。
西洋占星術では、春分は太陽が牡羊座に入る日で、1年の始まりとされています。東洋の暦でも西洋の星占いでも、春分は「始まり」の節目として扱われてきました。
春分の七十二候
二十四節気をさらに3つに分けた七十二候では、春分から清明までの約15日間が次のように表されます。
- 雀始巣(すずめはじめてすくう):雀が巣を作り始める頃
- 桜始開(さくらはじめてひらく):桜の花が咲き始める頃
- 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす):春の雷が鳴り始める頃
春分の頃は、ちょうど各地で桜の開花の便りが届き始める時期です。お墓参りの帰りに、近所の桜のつぼみを見に行くのも季節を感じるよい過ごし方です。二十四節気の全体像は二十四節気の用語解説にまとめています。
お彼岸とは:意味と由来
「彼岸」は悟りの世界のこと
仏教では、迷いや煩悩の多いこの世を「此岸(しがん)」、悟りの世界を「彼岸(ひがん)」と呼びます。太陽が真西に沈む春分と秋分は、西方にあるとされる極楽浄土に思いを向けやすい日と考えられ、先祖を供養する行事として日本で定着しました。
お彼岸の7日間
お彼岸は、春分の日を「中日」とし、前後3日ずつを合わせた7日間です。中日は先祖に感謝する日、残りの6日間は、悟りに近づくための6つの行い(六波羅蜜:布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を1日にひとつずつ心がける日、という説明もあります。
春のお彼岸と秋のお彼岸
お彼岸は春と秋の年2回です。意味はどちらも同じですが、春は冬を越えて新しい季節を迎える時期、秋は実りに感謝して冬に備える時期と、季節の味わいが異なります。秋のお彼岸については秋分の日とお彼岸のガイドで詳しく紹介しています。
お墓参り・お供え・自宅での供養
お墓参りはお彼岸のいつ行ってもよい
お彼岸の期間中であれば、どの日にお参りしても問題ありません。中日にこだわる必要もありません。
- 掃除:墓石を水で洗い、周りの雑草や落ち葉を取ります。
- お供え:花、線香、水のほか、故人の好きだったものを供えます。食べ物は持ち帰るのが基本です。
- お参り:手を合わせ、近況を報告します。
あると便利な持ち物は、次のとおりです。霊園で借りられるものもあるので、事前に確認しておくと荷物を減らせます。
- 花、線香、ろうそく、ライターやマッチ
- 掃除用のスポンジ、タオル、ゴミ袋、軍手
- お供え物(ぼたもち、果物、故人の好きだったもの)
- 数珠
火のついた線香やろうそくは、帰る前に必ず消しましょう。
行けないときは自宅で十分
遠方に住んでいる、体調や仕事の都合で行けないという場合は、自宅で手を合わせる、仏壇に花とぼたもちを供える、家族で故人の思い出を話すといった形で十分です。お彼岸を過ぎてから都合のよい日にお参りしても問題ありません。
ぼたもちとおはぎの違い
お彼岸のお供えといえば、もち米とあんこで作るお菓子です。春はぼたもち(牡丹餅)、秋はおはぎ(御萩)と呼ぶのが一般的です。春に咲く牡丹と秋に咲く萩にちなんだ呼び名で、春は大きく丸く、秋は小ぶりで俵形に作るとも言われます。
小豆の赤い色には邪気を払う力があると考えられてきました。地域や家庭によって呼び方や作り方はさまざまなので、「正しい形」にこだわらず、季節の行事として楽しんでください。
春分の頃の行事とことわざ
「暑さ寒さも彼岸まで」
冬の寒さは春のお彼岸のころまで、夏の暑さは秋のお彼岸のころまでで和らぐ、という意味のことわざです。実際には3月下旬でも冷え込む日はあり、目安として受け取るのがよいでしょう。
お寺の彼岸会(ひがんえ)
お彼岸の期間には、多くのお寺で「彼岸会」と呼ばれる法要が営まれます。檀家でなくても参列できる場合があるので、お墓のあるお寺や近くのお寺の案内を確かめてみてください。卒塔婆(そとば)の供養を頼む場合は、受付の締め切りが早いことがあるため、早めに問い合わせておくと安心です。
宮中の春季皇霊祭
春分の日には、宮中で歴代の天皇や皇族をまつる「春季皇霊祭」が今も行われています。祝日としての名前は1948年に「春分の日」に変わりましたが、先祖をしのぶ日という性格は、お彼岸の供養と重なっています。
新年度の準備は彼岸明けから
春分は年度末と新年度のあいだにある節目です。お彼岸のあいだは先祖や家族に思いを向け、彼岸明けから新年度の準備を始める、という区切り方もできます。引っ越しや手続きの日取りは新生活の準備と吉日の記事にまとめています。
よくある質問
2027年の春分の日はいつですか?
A. 2027年3月21日(日)です。翌3月22日(月)は振替休日になります。春分の瞬間は3月21日5時25分(日本時間)です。
2027年の春のお彼岸はいつからいつまでですか?
A. 3月18日(木)の彼岸入りから、3月24日(水)の彼岸明けまでの7日間です。
春分の日は毎年同じ日ですか?
A. いいえ。太陽の動きにもとづいて決まるため、3月20日か21日になることが多く、国立天文台が前年の2月に発表します。2028年は3月20日(月)です。
お彼岸にお墓参りをしないと悪いことが起こりますか?
A. そのような決まりはありません。お彼岸は先祖や故人に思いを向けるための期間で、できる形で手を合わせれば十分です。
ぼたもちとおはぎは同じものですか?
A. 基本的には同じお菓子で、季節によって呼び名が変わります。春は牡丹にちなんでぼたもち、秋は萩にちなんでおはぎと呼ぶのが一般的です。
まとめ
- 春分の日は昼と夜がほぼ同じ長さになる日で、春のお彼岸の中日
- 2027年の春のお彼岸は3月18日〜24日。春分の日は3月21日(日)、翌22日は振替休日
- お墓参りは期間中のいつでもよく、行けないときは自宅での供養で十分
- 2028年の春分の日は3月20日(月)、春のお彼岸は3月17日〜23日
ほかの吉日や二十四節気は2027年の開運日カレンダーや六曜カレンダーで確認できます。この記事の日付は毎年更新します。
この記事について
この記事はAIの補助を使って下書きし、運営者が内容と日付を確かめてから公開しています。暦の日付は天文計算で求め、春分・秋分などは国立天文台の公表値と照らし合わせています。占いの内容は楽しみとしてお読みください。