小アルカナとは
読み: しょうあるかな
意味
小アルカナは、タロット78枚のうちワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4種類のスートからなる56枚のカードで、日常の具体的な出来事や気持ちを表すとされます。
小アルカナは「しょうアルカナ」と読み、英語では Minor Arcana と呼ばれます。各スートにエース(1)から10までの数札10枚と、ペイジ・ナイト・クイーン・キングのコートカード(人物札)4枚があり、14枚×4スートで56枚になります。
大アルカナが人生の大きなテーマを示すのに対して、小アルカナは仕事の進め方や人間関係、お金の使い方など、身近で具体的な場面を読むのに役立ちます。
語源
ラテン語
由来
小アルカナの構成は、ヨーロッパで遊ばれていたカードゲームのトランプとよく似ています。棒・杯・剣・金貨の4スートはイタリアやスペインの伝統的なカードにも見られ、現在のトランプのクラブ・ハート・スペード・ダイヤとの対応が語られることもあります。
古いタロットでは数札にスートの記号が並ぶだけでしたが、1909年のライダー・ウェイト・スミス版では数札にも場面が描かれ、絵から意味を読み取りやすくなりました。
4つのスートと四大元素
西洋の神秘思想では、4つのスートを四大元素(火・水・風・地)に対応させるのが一般的です。ワンドとソードの元素を入れ替える流派もあります。
- ワンド=火…情熱、行動力、仕事やチャレンジ
- カップ=水…感情、愛情、共感、人とのつながり
- ソード=風…思考、言葉、決断、葛藤
- ペンタクル=地…お金、体、仕事の成果、安定
数札とコートカードの読み方
数札は数の流れで読むと覚えやすくなります。エースは始まりや可能性、2は選択やバランス、3は広がり、4は安定、5は揺らぎ、6は調和や回復、7は工夫や試行錯誤、8は進展、9は到達間近、10は完成と次への区切り、と説明されることが多いです。
コートカードは人物を表し、ペイジは学び始めや知らせ、ナイトは行動と勢い、クイーンは受容と成熟、キングは責任と統率を象徴するといわれます。自分自身、相手、またはその場面に必要な態度として読みます。
よくある誤解
小アルカナは「大アルカナより重要でないカード」と思われがちですが、具体的なアドバイスを読み取るにはむしろ欠かせません。ソードのカードには厳しい絵柄が多いものの、考えを整理する、区切りをつけるといった前向きな読み方もできます。
よくある質問
- Q. 小アルカナとトランプは関係がありますか?
- A. 構成がよく似ており、同じ系統のカードから発展したと考えられています。ただし、どちらがどちらの元になったかについては諸説あります。
- Q. 56枚すべての意味を覚える必要がありますか?
- A. 最初はスートの意味と数の意味を組み合わせて読むだけでも十分です。たとえば「カップの3」なら、感情(カップ)の広がり(3)から、仲間との喜びと考えられます。
- Q. コートカードは必ず人物を表しますか?
- A. 人物として読むことが多いですが、その人の持つ性質や、今の状況に必要な態度として読むこともあります。