卯年
×
巳年
卯年と巳年は、合・冲・刑・害・破のどれにも当たらない組み合わせです。辰を一つ挟んだ隣近所で、卯の木が巳の火を生む相生の向きが、春分から立夏へ進む季節の流れと重なります。
十二支の関係
卯と巳は、三合・支合・方合・冲・刑・害・破のいずれにも当たりません。
卯は旧暦2月、春分を含む春の真ん中です。巳は旧暦4月、立夏で始まる夏の入り口です。二支のあいだには春の終わりの辰があり、十二支の円では二つ離れています。陰陽はどちらも陰で、そろっています。五行では卯の木が巳の火を生む相生で、薪が火を育てる関係です。この生む向きが、春から夏へ移る暦の順番と同じ方向を向いている点がこの組の特徴です。一方、方合では卯が東の組(寅卯辰)、巳が南の組(巳午未)に分かれます。三合では卯が亥卯未の木局の中心、巳が巳酉丑の金局の始まりで、属する局の五行どうしは金が木を剋す関係になります。表に出る五行は相生、背後の局はかみ合わない、という二重の読み方ができる組み合わせとされます。
| 卯年(うさぎ年) | 巳年(へび年) | |
|---|---|---|
| 五行 | 木 | 火 |
| 陰陽 | 陰 | 陰 |
| 方位 | 東 | 南南東 |
| 季節 | 春 | 夏 |
| 月(節月) | 旧暦2月(3月上旬〜4月上旬ごろ) | 旧暦4月(5月上旬〜6月上旬ごろ) |
| 時刻 | 5時〜7時 | 9時〜11時 |
五行:卯の「木」が巳の「火」を生む「相生(そうじょう)」の向きです。
恋愛・夫婦
卯年が巳年を支え、巳年が受けた力を表に出していく、という向きで読まれる組み合わせです。卯年が相手の好みや予定に合わせて動き、巳年がそれを喜んで熱量を返す、という流れが生まれやすいとされます。ただ、木が火を生む関係は与える側が消耗しやすいとも言われます。卯年ばかりが準備や気配りを担っていないか、巳年はときどき確かめてください。どちらも陰の支なので、気持ちを言葉にするより察し合う形になりがちです。大事な希望は口に出して伝えるほうが行き違いを防げます。
仕事
卯年が材料や下調べを整え、巳年がそれを使って成果を見せる、という役割分担が想定されます。卯年が部下なら、自分の準備がどう使われたかを知らされないと張り合いがなくなりやすいので、巳年の上司は成果の場で名前を挙げてください。卯年が上司なら、巳年に発表や交渉を任せると相生の向きが仕事の流れに乗ります。背後の三合が木局と金局で食い違うことから、長期の方針では意見が割れることもあり、決定の基準を先に文書にしておくと安心です。
家族・友人
親子では、卯年の親が巳年の子の興味を伸ばす形が典型として読まれます。習いごとや受験で、親が環境を整え、子がそれを力に変える関係です。逆に巳年の親と卯年の子なら、子の気配りに親が甘えすぎないことが大切です。友人としては、季節が隣り合う二支らしく、気がつくといつも一緒にいる間柄になりやすいとされます。一緒に過ごす機会は、春のお彼岸から初夏の連休にかけて、季節が移っていく時期に作りやすいとされます。会えない時期が続いても、近況の連絡を卯年から送ると関係が保てます。
卯年と巳年が付き合うときのヒント
- 巳年は、卯年がしてくれた準備や気づかいに対して、何が助かったのかを具体的に言葉で返してください。
- 卯年は与える役が続いたと感じたら、一度手を止めて、自分が受け取りたいことを巳年に伝えてください。
- 長く続ける計画は、始める前にゴールの基準を書き出し、方針の食い違いを早めに見つけておきましょう。
関係の用語と、このページの読み方
干支の相性は、古代中国の陰陽五行思想にもとづく暦の伝統で、生まれ年の十二支だけで人と人との関係が決まるわけではありません。四柱推命などでは月・日・時刻の干支もあわせて読みます。ここでの説明は伝統的な見方の紹介として、相手を知るきっかけの一つにしてください。