姓名判断の五格の計算方法 ― 天格・人格・地格・外格・総格を実例で出す

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この記事のポイント

姓名判断の五格(天格・人格・地格・外格・総格)の出し方を、架空の名前2例で一から計算。1字姓に霊数を補う扱い、新字体と旧字体で画数が変わる字、81数の吉凶が流派で違う点も説明します。

「中村 美咲」という名前の五格を出すと、天格11・人格16・地格18・外格13・総格29になります。どれも足し算だけで出せる数ですが、どの字体で画数を数えるか、1字の姓をどう扱うか、出た数をどの表で読むかには流派ごとの違いがあります。この記事では、計算の手順をできるだけ具体的に示し、流派で分かれるところはそう明記します。

五格は姓と名の画数を5通りに足したもの

五格の定義は、多くの流派でほぼ共通しています。

格 出し方 伝統的に結びつけられる領域
天格 姓の画数の合計 家系・先祖から受け継ぐもの
人格 姓の最後の字+名の最初の字 その人の中心となる性格、中年期
地格 名の画数の合計 幼少期から青年期
外格 総格−人格(姓の最初の字+名の最後の字) 対人関係や周囲の環境
総格 姓名すべての画数の合計 生涯全体、晩年

人格と総格を特に重く見るのが一般的です。天格は姓だけで決まるので、同じ姓の家族はみな同じ数になります。そのため天格の吉凶は単独ではあまり問わない、とする解説も多くあります。

計算例1:中村 美咲(2字姓+2字名)

この記事では、漢和辞典に載っている新字体の総画数をそのまま使います(部首の換算はしません)。

字 画数
中 4
村 7
美 9
咲 9
  • 天格 = 中4+村7 = 11
  • 人格 = 村7+美9 = 16
  • 地格 = 美9+咲9 = 18
  • 総格 = 4+7+9+9 = 29
  • 外格 = 総格29−人格16 = 13(姓の最初の字・中4+名の最後の字・咲9 = 13 と同じ)

2字姓・2字名なら、外格は「総格−人格」と「姓の最初+名の最後」のどちらで出しても同じになります。式が2通り紹介されるのはこのためで、確かめ算にも使えます。

この名前の字は、後で説明する旧字体への置き換えや部首の換算をしても画数が変わりません(「村」の木へんは換算しても4画)。流派による差が出にくい例です。

計算例2:林 優斗(1字姓)と霊数

姓か名が1字のとき、多くの流派では仮の1画を補って計算します。これを霊数と呼びます。ただし霊数を使わない流派もあり、使う流派でも外格の出し方が少しずつ違います。

画数は 林8・優17・斗4 です。

格 霊数を使う場合 霊数を使わない場合
天格 霊数1+林8 = 9 林8 = 8
人格 林8+優17 = 25 25
地格 優17+斗4 = 21 21
総格 8+17+4 = 29(霊数は足さない) 29
外格 霊数1+斗4 = 5 総格29−人格25 = 4

霊数は天格と外格を出すための補助で、総格には含めないのが一般的な扱いです。名が1字の場合は、名の下に霊数1を置いて地格と外格を出します。同じ名前でも外格が5になるか4になるかが流派で変わるので、結果を人と比べるときは、どの方式で出した数なのかをそろえる必要があります。

新字体か旧字体かで画数が変わる

いちばん結果を左右するのは、どの字体で数えるかです。熊崎式の流れをくむ流派には、戸籍の字が新字体でも、旧字体(康熙字典の字体)に置き換えて数えるところがあります。

新字体 画数 旧字体 画数
沢 7 澤 16
桜 10 櫻 21
広 5 廣 15
浜 10 濱 17

さらに、部首を元の字に戻して数える流派もあります。たとえば「氵(さんずい)」を「水」の4画、「扌(てへん)」を「手」の4画、「艹(くさかんむり)」を「艸」の6画として数えるやり方です。この方式では「澤」は17画、「濱」は18画になります。

同じ「沢田」さんでも、新字体なら沢7画、旧字体なら16画、部首換算までするなら17画と、3通りの数がありえます。どれが正しいというより、一つの方式に決めて最後まで通すことが大切です。

81の数の吉凶は流派ごとに違う

五格の数は、1から81までの数の意味づけと照らし合わせて読みます。81を超えたら80を引いて読む(82なら2として扱う)流派もあります。

注意したいのは、どの数が吉でどの数が凶かは、流派や解説書によって違うという点です。おおむね一致している数もある一方、評価が分かれる数も少なくありません。よく知られた例として、21・23・33などを「頭領運」と呼んで強い数とし、それが女性には強すぎるとする流派と、男女で読み分けない流派があります。

このため、この記事では吉凶の一覧表は載せません。一つの表を事実のように示すと、別の流派の本と食い違って混乱のもとになるからです。調べるときは、計算方式と吉凶の表を同じ流派の本から取ることをおすすめします。

なお、画数の吉凶を統計的に裏づけた研究は知られていません。画数は、名前を見つめ直すきっかけとして使うくらいがちょうどよいでしょう。

姓名判断の成り立ち

文字の形や意味から吉凶を読む発想は、古くから中国にありました。ただ、画数を足して五格を出す現在の形は、近代の日本で広まったものです。『日本国語大辞典』は、明治35年(1902)の新聞広告に見える「新式姓名判断」を用例として挙げており、明治後期にはすでに「姓名判断」という言葉が使われていたことがわかります。

現在の主流である五格の体系を広めたのは、熊崎健翁(くまざき けんおう)です。熊崎は1929年(昭和4年)に雑誌『主婦之友』で自らの姓名学を発表し、同じ年に『姓名の神秘』を刊行したとされています。この熊崎式から多くの流派が分かれ、字体の扱いや吉凶の表がそれぞれ少しずつ異なる、というのが今の状況です。

名前の響きを五十音の分類で読む方法や、アルファベットを数に置き換える数秘術のように、名前を占う方法はほかにもあります。生年月日から出す数秘術の基本の数はソウルナンバーの記事で扱っています。

命名や改名で使うときに気をつけること

  • 戸籍に使える字には制限があります。 子の名に使えるのは常用漢字と人名用漢字などに限られます。画数のために旧字体を選んでも、その字が使えるとは限りません。
  • 戸籍の名を変えるには家庭裁判所の許可が要ります。 画数が気になるという理由だけで許可されるとは限らないので、通称やペンネームで工夫する人が多いのはこのためです。
  • 読みやすさ・書きやすさ・響きを先に決め、画数は候補を比べる段階で参考にする、という順番にすると、生活で困る名前になりにくくなります。

命名の考え方全般は命名・改名の占いのページに、用語は姓名判断と五格の解説にまとめています。

参考にした資料

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この記事はAIの補助を使って下書きし、運営者が内容と日付を確かめてから公開しています。暦の日付は天文計算で求め、春分・秋分などは国立天文台の公表値と照らし合わせています。占いの内容は楽しみとしてお読みください。

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目次

  1. 五格は姓と名の画数を5通りに足したもの
  2. 計算例1:中村 美咲(2字姓+2字名)
  3. 計算例2:林 優斗(1字姓)と霊数
  4. 新字体か旧字体かで画数が変わる
  5. 81の数の吉凶は流派ごとに違う
  6. 姓名判断の成り立ち
  7. 命名や改名で使うときに気をつけること
  8. 参考にした資料
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